焼却灰、煙突から放射能放出;暫定基準438倍引き上げ!京都市がれき問題サイト | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)


http://no-radioactive-waste.blogspot.com/

-----「京都市での放射性がれき焼却問題を考える」サイトより-----


政府(環境省)は2011年4月、全国の市町村に災害ごみの処理を打診。京都市は「年間5万トンの生ごみ・がれきを受け入れ可能」と回答しました(※1)。

報道によると、政府は放射性廃棄物の基準を原発事故前の438倍に引き上げようとしています(※2)。つまり、事故前であれば放射性廃棄物として厳重に管理・処分されていたモノが、一般廃棄物として扱われるということです。

表

それらが京都市に持ち込まれれば、私たちの家から出るごみと同様、市内4ヶ所のクリーンセンターで焼却されることになります。

放射性物質は焼却しても消えません。
気流に乗り、焼却場の近隣に流れ出ます。


岩手・宮城・福島3県の災害ごみは膨大な量ですから、0.01mSv/年以下のごみであれば、全国で分担して処分してもよいでしょう。しかしそれ以上の放射能を帯びたモノを拡散すると、全国に汚染が拡がってしまいます。

西日本・京都でも・・・

・赤ちゃん・子どもの健康被害リスクが高まります。 子どものイラスト
・農産物が汚染されると、国産の食べものは国際安全基準を満たせなくなります。 野菜のイラスト
・海外は汚染情報に敏感なので、輸出や観光客が減少するおそれがあります。 観光客のイラスト
京都にも多くの被災者が避難してきています。事故前の438倍という緩い基準のがれきが全国に流出してしまったら、西日本が復興を担えなくなるおそれもあります。



● 地元市会議員に相談を 「厳しい基準を適用して!」「市民の安全を守って!」

・自由民主党 京都市会議員団 TEL 075-222-3718
・日本共産党 京都市会議員団 TEL 075-222-3728 Eメール info@cpgkyoto.jp
・民主・都みらい 京都市会議員団 TEL 075-222-3724 メールフォームはこちら
・公明党 京都市会議員団 TEL 075-222-3732
・京都党 TEL 075-712-9977 メールフォームはこちら



● 市長に声を届けよう! → 京都市長への手紙

「子どもが心配」「海外からの観光客が減少します」「従来値以上のものを受け入れないでください」



● ご近所・ママ友・同僚などにこの問題を伝えよう!

「放射性がれきが京都で燃やされるかも・・・」



● 京都市に確認を! 京都市 環境政策局 施設管理課 075-212-9820

「受け入れは決定?」「いつ来る?」「基準は?検査は?」「どこで燃やす?」

※クレイマーだと思われると逆効果!また業務を妨げるのは本意ではありません。社会人としてのマナーをもって冷静・誠実・簡潔に要望しましょう。



今なら間に合います。
京都の子どもたちの健康・生命のため、
西日本から復興支援を続けるため、
あなたにできることを。




(※1)2011/5/12 京都新聞 より
(※2)2011/5/15 読売新聞 掲載数値(会津地方のがれき=0.5μSv/hと同等線量なら処分可能)より試算


なお、このサイト作成にあたり下記を参考にさせていただいております。御礼申し上げます。
原発震災廃棄物・広域処理問題@まとめ

ーーーーーーー転載おわりーーーーーー

続けて
「原発震災廃棄物・広域処理問題@まとめ」から抜粋です。

元東電勤務の医師のブログ

「院長のひとり言」より「2011年05月17日 日本列島全体が汚染列島へ」

<略>

宮城県沿岸はかなり高濃度に汚染され、岩手沿岸も汚染されているのは事実です。

これらのがれきを焼却するとどうなるのでしょう か。焼却しますと、体積が減容しますので、結果として、焼却灰には、高濃度のセシウムが存在することとなり、さらに廃熱の際に環境中にも放射能がまき散ら されます。日本全国各市町村でやられますと、すべての焼却施設が放射能汚染され、リサイクルで作られたセメントでさらに放射能汚染が広まり、日本各地で高 レベルの放射能のまわりで暮らすこととなってしまいます。

単なる汚泥ですが・・(雨水に地表の放射能が流され、それが濃縮したためと思われます)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110513-00000145-jij-pol
前橋の汚泥焼却灰からもセシウム=4万1000ベクレル—市調査
時事通信 5月13日(金)19時50分配信
  前橋市は13日、市内の下水処理施設「前橋水質浄化センター」で9日に採取した焼却灰から、1キロ当たり4万1000ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。市下水道施設課によると、「震災後に施設外に搬出された焼却灰はなく、飛散防止を図っている」としている。 


 震災のがれきを受け入れた市町村すべてで、このような問題が起きてしまのは確実です。

 提言します。

東日本大震災で発生したすべてのがれきを含みます(福島だけではなく、茨城、宮城、岩手、青森)

・がれき処理を行う施設では、放射能測定を義務づけること。(ガイガーカウンターの配置)
・がれき搬出時にはかならず、表面汚染、がれき1キロあたりの放射濃度を測定すること
・がれきの焼却灰は、リサイクルに回す前に必ず放射濃度を測定すること。あらかじめ決められた基準以上の放射濃度が検出された場合には、その後の処理を中止すること。(かならず、サンプルで試してください)そして、その放射能値を公表してください。

「死なばもろとも」

なのでしょうか


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以上抜粋紹介しましたが、大変な問題が全国自治体で起きています。各サイトチェックしてみてください。
自分の住んでいる地域、近隣市町村、受け入れない事で拡散を止める事が出来る。搬出前に声を!!