自分だけの視点ではなく
「株式投資は美人投票と同じ」とよく言われてます。
そう、つまりは自分が美人と思う人を選ぶのではなく、
多くの人が美人だと思うような人を選ぶ必要がある
という訳ですね。
株式投資の場合も、
自分が上昇するだろうと思う銘柄を買うのではなく、
多くの人、もしくは大きな資金を持っている人が
が上昇するだろうと思う銘柄を選ぶことが大切なのです。
これは、長期投資やファンダメンタル投資に関してのみ
言えることではなく、短期トレードにおいても同様の事が言えます。
例えば、多くのテクニカル指標がありますが、
誰も知らないようなマニアックな指標を用いたり、
複雑な組み合わせで買いシグナルを出したとしても、
それを根拠に買ってくる人はどれだけいるのでしょうか？
もしかしたら、自分一人だけしか
それを根拠に買う人などいないかもしれませんね。（笑）
そのため、私がテクニカル指標を用いる場合は、
なるべくメジャーな指標をシンプルに活用しています。
CMBトレード塾の私の売買日記を読まれている方は
すでにご存知ですよね。
つまり、多くの人が使っているテクニカル指標を用いて、
多くの人が買いだと判断するような所で買うという
非常にシンプルな姿勢を貫いています。
このような理由がありますので、
テクニカル指標の細かな設定を変えたりすること無く、
ほぼデフォルトのまま使っていたりします。
中途半端にテクニカルを勉強している人ほど、
マニアックな指標を使ったり、細かな設定をいじったり、
複雑な組み合わせを用いたりする人がいますが、
どうしてテクニカルを活用するのかという視点で考えれば、
本来の意図から外れているのではないでしょうか。
普段からシンプルが一番と言い続けていますが、
このような理由もあったりするのです。
いろいろ偉そうな事を書いておりましたが、
私も以前は、複雑なテクニカル指標を検証したり
していた時期がありました。（爆）
ただ、いろいろ時間をかけて検証しまくった結果
結局はシンプルが一番という結論になった訳ですが。（笑）
まあ、自分自身でいろいろ研究してみなければ
なかなか実感できないかもしれませんが・・・。
（※注：この記事は、過去のメルマガに掲載していた内容です）
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