遅くなりましてすみません。それでは、今日大井競馬場で行われますダートグレードレースの帝王賞の有力馬の情報です。
【JRA所属馬】
スマートファルコン・・・・昨年のJBCクラシックを逃げ切り、自身初のGI制覇を飾って以来快進撃が続く。続く浦和記念も逃げ切って臨んだ、昨年暮れの東京大賞典は、2分0秒4の日本レコードで圧勝した。休養後、今季初戦のダイオライト記念も2着に8馬身差の圧勝。帝王賞初制覇濃厚。
エスポワールシチー・・・・ダートGI5勝でも侮れないが、ブリーダーズカップクラシックから帰国後に臨んだ名古屋大賞典をレコード勝ち。続く前走のかしわ記念は、左回りマイルの適条件にも関わらず出遅れ3着。大分良くなってきたとは言え、一昨年から昨年春のピークにまだ足りないか。もちろん実績ではスマートファルコンを凌ぐだけに、軽視はできないだろう。
バーディバーディ・・・・充実の4歳馬だが、今ひとつ勝ち味に遅く、ジャパンカップダート4着(0.2秒差)、東京大賞典3着(1秒差)、フェブラリーステークス3着(0.2秒差)とあと一歩及ばないのが現状だ。スマートファルコンやエスポワールシチーの一角崩しとなるとこの馬に期待が掛かるものの、まだ差は大きい。
フィールドルージュ・・・・2008年の川崎記念勝ち馬もはや9歳。それから3年で完走できたのが2レースというのが現状だけに、今回も無事完走することが目標だ。
【地方所属馬】
マグニフィカ(船橋)・・・・昨年のジャパンダートダービー馬。先週の京成盃グランドマイラーズ7着から連闘で臨む。昨年のジャパンダートダービーを制したものの、以降5戦はいずれも5着以下。スマートファルコンも居るので逃げも打ちづらい。見せ場ぐらいは。
ボンネビルレコード(大井)・・・・実績ならこちらも2007年の帝王賞馬だが、今年9歳。2008年の日本テレビ盃(JRA所属時代)以来、21戦勝ち星から遠ざかっている。前が止まるような流れは望みづらいが、終いに賭ければ着はある。
シーズザゴールド(大井)・・・・昨年の羽田盃でマカニビスティーを破る勝利を挙げている。以降6戦勝ち星ないが、今年に入って上向いてきた。切れる脚はない馬だけに、前目で追走しながら最後は我慢か。
タートルベイ(船橋)・・・・金沢から転入後勝ち星こそないが、金盃2着、大井記念5着と通用の片鱗は見せている。元々JRA5勝馬。折り合いに難あるが、速い流れになれば、むしろ追走しやすいかもしれない。
なお、予想につきましては夏競馬期間中のためお休みさせていただきます。ご了承ください。