お待たせしました。それでは、オークスの私の予想です。
【レースの見解】
とにかくこの時期の牝馬にとって府中の2400mは未知の距離。桜花賞のような「スピードと決め手」で簡単に決まるほどカタい、とはいかないのである。人気になっているマルセリーナにとっても同様。『樫の女王』になるためにはそれなりの「力強さ」も必要なのである。
◎12 ホエールキャプチャ
○ 9 マルセリーナ
▲17 マイネイサベル
△ 1 ハブルバブル
2 メデタシ
3 バウンシーチューン
14 スピードリッパー
【本命馬の話(再掲載)】
「散々言われていることだと思うけど、やっぱり桜花賞は力負けじゃないよ」静かに口を開いた某情報筋。「勝負どころで馬群がバラけず、大外をブン回すロスの多い競馬ぶり。勝った馬がうまく馬群を捌いたことを考えれば、敗れたとは言え、1番強い競馬をしたのは間違いない。気性が素直でどんな流れにも対応できるセンスは距離延長も問題なし。それどころか、他の馬が苦にするようならプラス材料だよね。中間も好時計連発と、完全にGI仕様で勝ちに来ているし、間違いなく再度好勝負してくれるだろうね」と、一気に捲くし立てた。その他、同馬に関しては数々の議題が上がったが、最後は会議出席者全員が、「桜花賞以上に、今度は勝ちに来ている」との意見で一致した。
【桜花賞馬はどうなのよ!】
マルセリーナ・・・・この馬のデビュー当時に関してこんな話がある。『固定されつつある2歳牝馬勢力図に一石を投じるであろう1頭』そしてさらには、『来年はレーヴディソールの最大のライバルになりうる』と。そのレーヴディソールがいなくなった桜花賞を力強く走り抜けてもぎ取り、そしてこの樫の舞台へと駒を進めてきた同馬。当然、デビュー前からの高評価に一点の陰りもない。むしろ「上昇一途にある」が会議における総論。「常日頃から落ち着いているタイプで輸送も問題ないでしょう」とくれば、2冠制覇のシーンも十分。