アイルランド系と日本人の共通点
こんばんは。
丸山@実務翻訳者養成所です。
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先日、「もの真似から始まった私の言語生活 」という話をしました。
お読みいただけましたか?
わりと小さな頃からもの真似は苦手ではなかったのですが、もの真似は、人のことをよく観察するところからくるので、才能というよりも、後天的に習得できるスキルだと思っています。
これに関連したエピソードがあります。
私はアメリカで社会人をしていたときに、ルームメートと二人暮しをしていました。
二階建てのタウンハウス でした。
ルームメートはわりと近く出身のアメリカ人男性。年齢は5つくらい下。
当時は携帯電話よりも固定電話のほうが主流だった時代。
ちょうど変わり目くらいでしたかね。
家にはよく、ルームメートの家族や友人からもよく電話がきました。
そして一緒に住み始めてから数ヶ月もすると、みんな私が電話に出てもルームメートと間違って話し始めるのです。
そう、私はすっかりルームメートと話し方や声まで似てしまっていたのです。
もちろん、私は20年以上、ルームメートとは住んだ環境も言語もまったく別だったのに。
大学で知り合い、2年くらいは友人でしたが、それにしても一緒に住んで数ヶ月で、家族に間違えられるほど似てしまうとは・・・
私としてはもちろん無意識でしたが、いつも人の真似をしようとか、特徴を捉えようとする姿勢が、ここで出てしまったのです。
さすがに、ルームメートの彼女は間違えませんでしたが
ちなみに、私自身は携帯電話を持っていたので、ほとんど固定電話で電話を受けることがありませんでした。
声質の類似はもともとあったのかもしれませんが、恐らく口癖とか言い回しの仕方などが似てきて、声の出し方のようなものも似てしまったんでしょうね。
骨格はまったく別のはずですから。
彼はアイリッシュ系白人、私は縄文系日本人。
骨格とか、母語は、あまり語学習得には関係ないようです。
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