東日本の幸せラー油(まだ途中) | 出力モード

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アウトプットがインプットの質を高めるのでは?

実は今1つ準備を進めている
プロジェクトがあります。

それは書籍「ラー油とハイボール」の
発売とあわせて、オリジナルの
「食べるラー油」を作ろうというものです。

話をすると少し長くなります。

■そもそも

僕はそもそも「食物販」に取り組みたい
という想いがこの数年ありました。

自分自身が「商品開発」が好き
というのがベースにあるのですが、
生産者への敬意をもって
丁寧にものづくりをして、さらに
それを丁寧に情報発信して売ってみたい
ということを考えています。

■震災について

実は震災前に、そんな食物販の
企画を進めていました。

けれどもさすがにこの震災を経て
考えが変わったところがあります。

そして多くの皆さんと同様に
「自分にできることは何だろうか」
ということをずっと考えていました。

僕は食にかかわる人間ですから、
食を通じて、そして食に関して
少しでも光を当てたいと思っています。

■そういえば

よく考えてみれば本を出すというのは、
僕にとってすごく大きなアクションのタイミングですから
それを活用しない手はないという
当たり前のことに気づきました。

タイトルにラー油を冠した本を出すんだから、
照れずに真っ向からそれを使って
「食べるラー油」をつくろうじゃないかと
思い始めたのです。

■商品について

被災地では風評被害の問題も多いですが、
それらの地域では昔からこだわりの食を
作り続けている人がいます。

注目が集まっている今だからこそ
そんな生産者にきちんと光を当てたいと
考えています。

ちなみに今回は以下の食材を使います。

青森:にんにく
岩手:醤油
宮城:味噌(仙台味噌)
福島:蕎麦の実
茨城:玉ねぎ
栃木:唐辛子
千葉:落花生

※被災地をどう捉えるかは人によって
見解が異なりますね。

これから各生産者にお会いする旅?に出ます。
彼らの想いをきちんと聞き、
それを紹介したいと思っています。

商品名は「東日本の幸せラー油」としました。

「頑張れ」とか「復興」とか「ひとつに」とか
力の入ったトーンではなく
あえて柔らかいメッセージにしたいと思っています。

「寄り添う」とか「あなたのことを考えている」
というくらいの温度とでも言いましょうか。

現在、パッケージデザインなども
着々と進行中ですが、いい感じに仕上がってきています。

■支援

売価は1000円を想定しています。
(まだ原価計算もできていない。。怖)

そしてうち311円を被災地の「食」にまつわる
支援にあてます。

現在イメージしている支援先があるのですが、
諸事情につき調整中です。

こちらは追ってまた報告します。

1000本売れれば30万円、
3000本売れれば100万円近い金額になります。

これを小さいと見るか、意外と大きいと見るかは
それこそ人によりますが、そもそも大げさなことは
できません。

ほんの少しでもプラスになればと思っていますし、
それを長く続けられればと考えています。

■本の印税

これにあわせて、「ラー油とハイボール」の
印税の10パーセントを同様に支援に回します。

ぶっちゃけて言えば、
初版は12000部、印税は約80万円です。

よって、8万円はすでに支援に回ることになります。
増刷がかかれば、当然それに連動します。

■コーズマーケとか偽善とか

おそらくこういうことをやると
「コーズマーケティング」(社会貢献に繋がる
マーケティング活動のこと)によって
自分の売上を上げたいだけじゃないかとか
売名じゃないかとかという指摘もあるでしょう。

あるいは、しょせん偽善じゃないか
と言われるかもしれません。

僕自身の考えとしては、
「ほんの少しでもプラスに働くなら
コーズマーケでも何でもいいじゃないか」と
思っています。

あるいは「偽善ではない善を自分が提供できる」
と思っているほうが、思いあがりではないかと
考えていますので、偽善で結構。

偽善も積もりに積もれば
それでいいじゃないか
という信念で取り組みます。

■まだまだ途中です

などなど書いていますが
まさに今、奮闘中です。

そしてこれも追ってご紹介しますが
色々な方の力をお借りしていますので
それもきちんとお伝えしたいです。

6月頭の販売開始に向けて
スパートをかけねばなりませぬ。

こちらでも随時ご報告していきますので、
どうぞよろしくお願い致します。