菅直人 はどさくさにまぎれて共産主義革命を断行している! | 加納有輝彦

菅直人 はどさくさにまぎれて共産主義革命を断行している!

 菅首相が、瓦礫の始末だけをして、真実の復興を先延ばし先延ばしし、驚くべきことに、復興をする代わりに、この火事場のようなどさくさにまぎれて、共産主義革命ともいえるような国家破壊を続々断行している。国会にはかることなく、閣議決定することなく、独裁的にこの国のかたちを変えようとしている。一体、誰が、ここまで菅首相に権限を与えたというのか。いつから、日本は、独裁国家になったのか。東電幹部をギロチンにかけ、首相自身の責任はとらない。いま、共産主義革命が、どさくさにまぎれて、断行されつつある。我々国民の、自由が奪われようとしている。そして、菅は、この国を宗主国中国に引き渡すのである。
 
 これは、悪夢ではない。現実である。国会は何をしている。最大野党自民党は何をしている。

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 知人で、長らく国民運動に携わり、日本の従来の保守に絶望し、3期目の市議会議員の職(3期満了で議員年金もつく)を辞して2009年の衆院選で、幸福実現党から出馬した国士がいる。

 その方から以前聞いた話を思い出す。その方の真実の心情の吐露であった。

ながらく自民党系の保守政治家を信じて、戦後日本の欺瞞から脱却し(戦後レジュームからの脱却)、日本の国家としての甦りを果たす。その真実一路を突き進んできた彼が、安倍晋三内閣が終わり、福田、麻生総理ときて、日本の保守に絶望したという。もう日本は終わりだと絶望したという。
 ゆえに、知人は、3期目という、市議としては一番脂がのって(3期目くらいから、市役所の部長クラスも一目を置くようになるらしい)面白い時期に、職を辞し、幸福実現党から国難選挙(政権交代選挙)に出馬した。

 なるほど、2009年の政権交代選挙、我々幸福実現党は、「国難選挙」であると声を嗄らして訴えたのだが、日本文明の分水嶺であったのだと二年を経ずしてはっきりしてきた。

 粒粒辛苦。先人の営々として築き上げてきた日本文明が、国家破壊主者という悪魔、菅直人諸共に終焉を迎えようとしている。この日本国の最大の危機に際して、内閣不信任案の提出の絶好の機会を逃してしまった谷垣自民党の体たらくぶりを見ると、なるほど、知人の絶望がわかったのである。

 真実、日本を愛しているならば、この日本3000年の歴史の中の、最大の危機に際して、戦うのである。
谷垣総裁は、最大野党であるにも関わらず、戦っていないではないか。最大のチャンスに、菅首相に「お体に気をつけてがんばって下さい」ととぼけた事を云っていたではないか。命を賭して戦うべきである時に、戦わない。
もし、そこに自己保身があるならば、なるほど、我々は絶望するしかない。

 なぜ、戦えないのか。いま、この時が、国家存亡の危機であるという時代認識がない、この国を守りたいという素っ裸の赤心がないからである。逆説的に、そういうものが見えないから、毅然とした気概がみえないから、国民の支持を得られないのである。

 この自民党の体たらくに、わたしの、知人の国士の絶望の意味を知った。所詮、この程度の時代認識だったのか。

 しかし、見よ。いま、唯一、戦っている「光」がある。

 幸福実現党名誉総裁、大川隆法氏である。そしてその思想に殉じたる幸福実現党である。

ふん、どうせ、自分の宗教の親分の自画自賛だろうと思う方よ。一度でいい。先入観を放擲し、いま、大川総裁が、幸福実現党が、何を訴えているのか、耳を傾けたまえ。
ズバリ、このまま、日本が政治的に漂流していくと、

 
 日本は、そう遠くない将来、かなり近い将来、間違いなく中国の植民地になると警告を発し続けているのだ。

 この声は、賛同して下さる方が、間違いなく増えつつあるが、ある意味、無視されている。

 しかし、2009年衆院選で、政権交代選挙なんていうそんな技術に矮小化されるような選挙ではない!日本の国としての存亡がかかっている国難選挙であると幸福実現党は訴えていたのだ。

 当時、我々は訴えた。民主党には、国防政策が一切ない、経済成長戦略が一切ない。あるのは、票目当てのバラマキ政策だけ。
 国の政治の基本は、ただ二つ。国を守り、国を富ます。畢竟この二つに収斂される。この最大の二点に関し、民主党は、何も言っていなかったのである。単に、バラマキで票を取って、政権を交代する、それだけだったのだ。その点、政権交代選挙という表現は、逆説的に正しかったかもしれない。マスコミもそれを煽った。

 我々は、我田引水でなく、我々が云っていた通りになったこと。マスコミは、検証する義務があるはずだ。

 日本が貧しくなろうとしている。失われた20年を経て、さらに貧しくなろうとしている。配給社会になろうとしている。平等な社会とは配給社会でしか実現されない。

東電社長の年収をゼロにして、国民が喜んでいるとしたら、やがて、我々自身が、貧しくなり、自由を失うという事なのだ。菅直人からめぐんでもらう配給にすがる奴隷になり下がるのだ。

 いま、現在の問題の本質は、われわれの自由が奪われようとしていることだ。その最大の瞬間が、植民地化という事である。
 
 奴隷として生きるくらいなら、自由のために戦うのが、普通の人間の姿である。

 その点、日本人一般は、普通の人間ではない。病気にかかっているとしか思えない。自由が奪われようとしているのに、戦わないとするなら、、、、。


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