6月5日が誕生日☆ルース・ベネディクト
双子座15度「二人のオランダ人の子供が自分たちの知識に興奮しながら、お互いに話しあっている」
他者とのより深い心の交流を求めた14度を受けて、「志を同じくする人との実際の接触を通じて自分の体験を明確にする必要性」を追求する度数。

まとめ。
新しい体験を求めて未知の領域を切り拓くために、
分析的な知性によって生み出された破壊的な力を使うようになる（11度）
自分のなかに旧態依然としてある予断や先入観や期待などの整理清算に向かう（12度）
向上心にもとづき、名声を伴った社会的な役割を演じて個の実現を図る（13度）
新天地にふさわしい新たなコミュニケーションのあり方を追求する必要から、
他者とのより深い心の交流を求めるようになる（14度）
志を同じくする人との実際の接触を通じて、
ここまで得てきた自分の新しい体験を明確にする（15度）

双子1度から15度までに通底するキーワードは「発見」である、と双子1度の5月21日に述べた。この双子15度は、ここまで15度分の総括でもある。

（なお、ルディアは、この15度ずつのまとまりを「シーン」と呼んでいる。ゾディアック360度は24のシーンから成り立っていることになり、それぞれに名前がつけられている。）

発見はすべて点検され、妥当なものかどうかと有効性を検証されなければならない。他者とのかかわりから多くの知識を求めることが双子のテーマであるが、この、半分の15度までで得られた結果は、他者との対話を通じて獲得する、知識の〈客観性〉の重要さということである。

6月5日が誕生日で太陽が双子15度の人物としてほかに、ジョン・メイナード・ケインズ、大友柳太朗、マルタ・アルゲリッチ、ガッツ石松、アン・ルイス、中本賢、ケニー・Ｇ、吉田恵、大河内奈々子、草凪純、福田萌など。

14度ではアダム・スミス、ジャック・ドゥミ、柳本晶一、檀ふみ、東ちづる、中嶋朋子、小松みゆき、波田陽区、高樹千佳子など。

冒頭でとりあげたルース・ベネディクトはアメリカの文化人類学者。
太平洋戦争中の日本文化の調査結果をまとめた『菊と刀』で知られる。

ジャック・ドゥミはフランスの映画監督。
『シェルブールの雨傘』Les Parapluies de Cherbourg で知られる。

マルタ・アルゲリッチはアルゼンチンのピアニスト。
現在、世界のクラシック音楽界で最も高い評価を受けているピアニストの一人。
『英雄ポロネーズ』を弾く若かりし日のお姿。