双子妊娠にっき*13 「MFでの生活②」 | *NICO-NICO*

双子妊娠にっき*13 「MFでの生活②」



今までの「双子妊娠にっき」はコチラです↓


「はじめに」 「双子発覚」 「膜性診断」 「病院決定」

「のほほんマタニティライフ」 「初めての胎動」 「安定期を楽しむ」

「張りがおさまらない!」 「自宅安静」 「緊急入院」 「MFICUへ」

「MFでの生活①」





*当時の私の記憶をもとに書いています。

医学的用語、専門知識など、間違っていることもあるかもしれませんがご了承ください・・


*記事中にでてくる病院、先生はイニシャルではありません。

A、B・・と順番にあてはめています。

(地域の方が読んでわかってしまうのを避けるため)



****



MFICUに入って初日のこと。

隣のベッドから、

「痛い・・・痛い・・・」と、たびたび聞こえるうめき声が気になっていた。


隣の妊婦さん、原因不明の胃痛?腹痛?で緊急入院しているとのこと。

(話をしたわけではないけど、カーテンだけの仕切りなので話し声が聞こえてしまう)


その苦痛なうめき声は、ずっと続き、時々吐いたり、

泣きながら看護師さんに訴えたりしていて、とっても辛そう・・・。


一日に何度もくりかえし吐いて、しかも食事も水分も全くとれていないみたいで

何日も点滴のみで栄養をとっているようだった。


その日の夜中には、ナースコールを何回かして

「この痛み、なんとかならないの!」って泣きながら訴えていた。

看護師さん、助産師さんがかわるがわる背中をさすったり、話を聞いてあげていたけど

彼女の辛さは相当だったようで、、、、

「お医者さん呼んで!今すぐなんとかして!」って叫んでた。


その後、医師がきて話をするも

お腹に赤ちゃんがいるために詳しい検査はできないし、どうにもならないようで。。。


入院初日がそんな始まりだったので、私はもうビビッてしまって

眠れないし、不安だし、不安からくるお腹の張りもMaxだし、、、で、一睡もできなかった。

(結局3日間一睡もできず・・)


同じ妊婦として、自分の体調不良も辛いけど

お腹のなかの赤ちゃんに栄養が行き届くのかって、ずっと心配して泣いてる彼女の

痛みもよーくわかったので、今すぐ話しかけたい気持ちになったけど、

混乱している彼女に、今話すべきではないんだろうな。。と思い、ひとりでモヤモヤした日々を送った。


そのほかにもMFに運ばれてくる妊婦さん、

緊急でよその病院から救急車で運ばれて来たり

妊娠初期からずっと寝たきりで安静入院していたり、

ぴんぴん元気にしていた人が、急に破水して、オペすることになって

ずいぶん早く出産することになってしまったり・・と、常にバタバタした状態。


自分の気持ちも、いつもざわざわと落ち着かなかった。


ここには2週間入院したけど、家族以外の面会はNGだったので

友だちにも会えず・・・・

(心配してかけつけてきてくれた友達にも、廊下で数秒しか会えなかった)


こころの支えとなっていたのは、仕事帰りによってくれる旦那さんの面会と

仕事が休みの日に時間の許すかぎり、一緒に過ごしてくれた両親、家族。

そして、義両親も遠方から心配して来ていただき、みんなの励ましが本当に嬉しかった。


でも、無事産んであげれるのか不安で不安で、、、

1人になると、無気力になって、借りた漫画も頭に入っていかなかったし

TVもつけっぱなしのわりに、ほとんど見てなかったかな。

ここからはやく出て、大部屋に行きたいってずっとその日を願ってました。



双子妊娠日記*14に続く・・。



*長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


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