朝鮮学校、教員は無免許 無償化理念から逸脱
2011.9.30 産経 http://bit.ly/rmBVsD

韓国・中華学校と隔たり  
菅直人前首相の退陣間際の指示で高校無償化の適用審査が再開された朝鮮学校と、他の民族学校とで教員資格に大きな隔たりがあることが29日、分かった。
韓国学校や中華学校では、日本の教員免許を持つ教員らが日本の教科書も使って授業を行う。
一方、朝鮮学校の教員は北朝鮮の思想体系下で養成され、免許はなく、思想教育を実施。
「わが国や国際社会の担い手育成」との無償化の理念から外れており、今後の審査に影響を与えそうだ。  

韓国籍の生徒らが通う韓国学校は、大阪の建国小中高校など大阪や京都に3校あるが、いずれも日本の小中高校と同じ「一条校」だ。教員は原則、日本の教員免許が必要で、韓国語など独自の授業を除いて全て学習指導要領に沿い、検定教科書で授業する。  

東京にある東京韓国学校は、小中高校には認められていない各種学校だ。ただ、日本の大学に進学する生徒も多く、日本の教員免許を持つ複数の教員が社会科などを教えている。  

中華学校には、東京中華学校や横浜中華学院といった台湾系の学校と、神戸中華同文学校など中国系の学校がある。いずれも各種学校の位置付けだが、教員の多くが日本の教員免許を持ち、歴史や公民を検定教科書で教える。 

本国と制度は違っても、日本の教科書で日本国憲法や民主主義を学ぶ。横浜中華学院は「日本で暮らす子供たちは日本社会についてきちんと学ぶ必要がある」と説明。高校課程を持つ同校や東京韓国学校は無償化が適用されている。

一方、朝鮮学校は様相が異なる。使われるのは北朝鮮本国が検閲した教科書。社会科で日本の社会についても触れるが、それ以上に故金日成主席、金正日総書記父子を絶対化した世界観が徹頭徹尾教え込まれる。

教員は、北朝鮮の政治体制に組み込まれた朝鮮大学校での養成課程を経る必要があり、原則、日本の教員免許を持たない。金父子への忠誠心に少しでも疑問があれば、教壇に立つこともできない。

文部科学省は無償化適用条件に「必ずしも教員免許は必要ではない」としている。ただ、無償化適用の留意事項として「わが国や国際社会の担い手の育成を目指すことを留意すべきだ」ともしており、朝鮮学校の教育体制は反する可能性が高い。文科省の担当者は「審査の過程で懸念があれば、改善を促したい」と話している。

形あるもの基準に

 ≪朝鮮学校に詳しい李英和(リ・ヨンファ)・関西大教授の話≫

「無償化で日本の高校に準じるか審査するなら、教員免許という形あるものを判断基準にすべきだ。思想教育で酔わされた教員が教える現状は、無免許で飲酒運転しているのに等しく、犠牲になるのは子供たちだ」

【用語解説】教員免許

学校教育法第1条が定める小中高校(一条校)で教職に就くには原則、都道府県教育委員会が授与する教員免許状が必要。大学の教職課程を修了するのが一般的。各種学校に当たる外国人学校では所持義務はないが、基準として求める学校も多い。

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これでもなお民主党は朝鮮学校無償化を推進するんでしょうか。
「朝鮮半島の国民の生活が第一」というスローガンに基づいて政策を進めている政党なので、理屈抜きで北朝鮮を支援したいんでしょう。

そもそも高校無償化自体を廃止すべきですが、より大きな問題を突き付けることで、高校無償化に対する批判をかわそうという狙いもあるのかもしれません。

民主党はやることまでもが北朝鮮と似てきたような気がします。
政権延命のために被災者を人質に取っているようなものだし。。。

先日の国会では自民党の森議員が、マルチ商法を推進している山岡賢次氏が消費者相を担当していることを「悪夢」と表現していましたが、「朝鮮半島の国民の生活が第一」を標榜する政党が日本の政権与党であることは、それこそ悪夢以外の何物でもないと思います。


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