昨夜、映画「GATE」を西国分寺で観てきた。
前日に、急遽マットテイラー監督が来場すると決まり、
都合をつけて、参加してきた。
昨年、初めて「Gate」を観た時も、テイラー監督が来場した上映会で、
鑑賞後の彼のスピーチで、この作品のことをより深く理解することが出来た。
映画で描かれていなかったエピソードが、たくさん秘められている。
先日、朝日新聞などのメディアで報じられた、
民間団体による核兵器解体金属のリサイクル(?)活動は、
テイラー監督らのNPO法人が行っている。
http://www.asahi.com/national/update/0805/SEB201108050015.html
映画の鑑賞料金も全てこの活動に回され、
先日、初めての解体金属が融解された。
偶然、ネットでこの記事を発見して、
シンボルとして制作された「平和の卵」の画像も目にしていた。
昨夜は、メディア向けの記者会見以来、初めての一般公開として、
この卵をテイラー監督は持参してきてくれた。
触らせてもらって、核兵器解体のリアリティが強まってくる。
まだまだ山ほど兵器が存在しているそうだ。
サイズが分かる?
両手で持ち上げれるくらいの大きさ。
実際に持ち上げてみたけど、
ずっしり重かった。
20Kgくらいあるそうだ。
■今回の彼のスピーチで、原発についてもチラッとコメントしていた。
その内容が、印象的だったので、覚えている範囲でメモしておきます。
(文責はやあまんです。)
過去200世代が積み重ねてきた恩恵。山の幸、海の幸、きれいな水・・・
↓
ところが、現在のたった2世代が原子力を利用することで、
途方もない長期間の廃棄物を生み出している。
↓
それは将来4000世代(だったかな?)に渡る。
原子力削減のプランは、行動スケジュールを作成するのが大切。
ドイツは完全撤退の締め切りを作った。
日本もアクションプランとして、スケジュールを明確にすることで、
ウラン採掘などの費用を削減することが出来、
その予算を代替エネルギー開発に投下することも出来る。
※テイラー監督のNPO
核兵器解体基金(GND Fund)