最後の講演は、ALIVE代表 野上ふさ子氏の動物実験の話でした。

動物実験は何の法規制もなく、社会でチェックする仕組みがありません。
完全に闇の中です。

健康な動物が、人為的に、毒を飲まされ、生きたまま切り刻まれ、死ぬまで痛みと苦しみを与えられるのです。
この世で、最も悲惨で可哀想な動物が、この実験動物だと野上さんはおっしゃっていました。
ねりまねこ・地域猫

毎年、最低でも1000万匹以上の動物が犠牲になり、5000億円もの税金が動物実験を含む研究に使われているそうです。

これほど多額の公費で、これほど多くの動物が犠牲にされていることを私は知りませんでした。

動物実験が放置される最大の理由は、「知らない」からではないでしょうか。

だから、何よりもまず情報公開を、
どんな種類の動物が何匹、どんな実験に使われているか知らなければ、それが本当に必要な実験なのか判断はできません。

国際的に3R(苦痛の軽減、使用数の削減、動物を使わない置き換え)が促進されていますが、日本は遅れています。
実験動物の数は、EU全体より、日本一国の方が多いとさえ言われています。
そんなに殺す必要があるのでしょうか?

生体販売業者への規制を強化する動きは、パピーミルの実態を私達一般市民が知るようになったことが大きいです。

動物実験は、悪徳繁殖業者以上に、恐ろしい闇があります。
合法であり、秘密裡に行われ、はるかに残虐だからです。

詳しくはALIVEのHPでご覧ください。
動物実験って何? Q&A

そして、この問題に関しても、パブコメで、情報公開の要望を訴えるつもりです。
     
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