東電OL殺害の最重要人物 | オレはこう思う

東電OL殺害の最重要人物

東電OL殺害で無期懲役が確定し、横浜刑務所に服役中のゴビンダさんではない男のDNA型が、被害者の体内に残っていた精液から検出された鑑定結果をめぐり、検察当局がこれまで体液を被害者が殺害される前にホテルで会っていた知人男性のものと想定していたことが22日、検察関係者への取材で分かった。

鑑定によって見込み違いだったことが判明。
検察内部からは「捜査が不十分と言われても、しょうがない」(幹部)との声もある。

日刊スポーツ記事より

被害女性(当時39)は事件当日(3月8日)の夜、少なくとも3人の男性と一緒だったとされてきた。
しかし、型の違うDNAを持つ第4の男(O型)が浮上。

一人目
午後10:16頃、被害女性と渋谷区のホテルを出る。
→この男性はO型だが、被害者の体内から検出された精液とはDNAは違う。

二人目
10:30過ぎ、被害者と渋谷区内を歩いているところを目撃される。

三人目
11:30、東南アジア系男性が被害者と現場アパート一階通路で一緒に歩いているところを目撃される。 →ゴビンダさん?
ゴビンダさんは、この日は被害者とは会っていないと主張している。DNA型も被害者から検出された精液とは別人

第4の男性
今回被害者から検出された精液と、現場にあった体毛のうちのゴビンダさんのものとは別のものとDNA型が一致


やはり、当時の初歩的捜査ミスである。
検察の思い込みで、被害者から検出された体液は一人目の男性のものと勝手に判断してしまったこと、不法滞在だったゴビンダさんへの偏見が冤罪をもたらしたのである。

部屋のカギなどはゴビンダさんしか持ち得ないものではない。

ゴビンダさんに逆転有罪を言い渡した東京高裁の高木氏は、足利事件、狭山事件でも冤罪判決を連発した問題だらけの判事なのである。
しかも裁判官は間違いをしでかしても何の責任も問われることなく、のうのうとしている。


あくまでも推測だが、二人目と第4の男が同一の可能性がある。

日刊ゲンダイでは、かなり核心に迫る記事を掲載している。

彼女と関係に及んでいた男の中には、大学教授、東電の同僚で総理経験者の親族もおり、彼女が邪魔になって消した可能性。
当時、円山町で客をめぐって彼女を疎ましく思っていたポン引きもいた

中でも最も不可解な行動を取ったのが、事件直後に円山町から姿を消した暴力団員A氏だという。

彼は、被害者の定期入れが見つかった巣鴨に土地勘がある。

彼の事件当時の行動を知るムショ仲間が、都内の公園で変死している。

ジャーナリスト
永島雪夫氏
「数年前に自宅前で直撃すると、彼は一目散にタクシーに乗って逃げ去りました。彼は私に周辺を取材されていることに気付くと、居酒屋で吹かしたたばこの吸い殻を持参したビニール袋に入れて持ち帰るようになったそうです。もちろん、A氏が真犯人とは決め付けるわけにはいきませんが」

日刊ゲンダイより

A氏は血液型やDNA型を知られる事を極端に警戒しているようである。

何か背景があるのか、客引きと彼女との間のトラブルか、現段階では分からない。

返す返すも検察の捜査ミスにはやりきれない思いでいっぱいである。

警視庁警部が、品川美容外科に捜査情報漏洩。
美容外科に就職した警視庁OBから要求されるまま資料を流す。
昨年、警視庁ではテロ情報流出が大問題となったが、警察、検察には本日も反省の色なしである。