グラフィックで再び立つー寿志郎さん
昨晩(7/10)の韓国SBS,夜の「9時のニュース」からです。
【グラフィックで再び立つ】
不意の事故で全身麻痺になったけれど、コンピューターグラフィックで再び立ち上がった、一人の日本人の人間勝利が日本列島を感動させています。
その主人公を東京のキム・クァンヒョン特派員が会いました。
コトブキさんの口と首が動く度に美しい線と面が生まれます。
20年前、物理学科大学卒業前だったコトブキさんは、オートバイ事故で首から下が完全に麻痺しました。
死ぬ事だけ考えていた彼に担当医師は絵を描く事を勧めました。
コトブキさんインタビュー「進めてくれたんですけど、本当は絵は描けなかったんです。そんなショックどころで・・・そんな壁を乗り越えられない・・・」
最初は苦難の連続でした。
線、ひとつ引くのも大変で、首だけ動かして描いてみると首が麻痺しました。
けれど終わりない挑戦で独特なスタイルを完成し、今は有名ゲームのキャラクターデザイナーで頭角を現しました。
<コトブキさんインタビュー>「ペンが揺れちゃって、酷いもんでした。左手で描く幹事が・・・半年ぐらいでやっと・・・」
まだ、グラフィック1つを完成させるまでに一般人の3倍である、1日6時間ずつ、1週間かかります。
<コトブキさんインタビュー>「また落ち込むわけなんですけど、またそこから取り合えず描いてみよう、描いてくると少しずつ上達してきて・・・」
不可能を克服して来たコトブキさんは大地震で絶望に陥っている人たちに一緒に勇気を持って、試練を克服して行こうと言います。
<コトブキさんインタビュー>「日本も僕もそうですけど、なぜ試練が私たちに与えられたのか・・・自分の活動を通して一緒に頑張れるんじゃないかっていう・・・」
*意訳、誤訳があるかもしれないことをご了承下さい。
このニュースで紹介されたコトブキ・シロー(寿志郎)さん、私は初めて知りました。
ネットで調べて分かった、この方のホームページ↓
何処のテレビ局かは分かりませんが、寿志郎さんを紹介する番組も放送されていたんですね。それはこちら
本当に独特な絵柄、見ていて引き付けるものを感じさせられます。
寿志郎さん、これからも、私たちにステキな作品を見せて下さい。
【追記】
寿志郎さん、ご本人にもお知らせしたいと思い、寿さんのHPに行き、コメントしたところ、こちらに来て下さり、コメントして下さいました。
ありがとうございます。
寿さんのHPのブログでこのSBSの取材についてエントリーされています。よかったら、そちらの方も見てみて下さい。