こんにちは! 618番のちょびりこ。です♪

先日のお話
義援金を送りに ちっちゃい郵便局に行きました。
駐車場の無い、地元に密着した感じのね。
カウンターで用紙を受け取り、記入しようと記入台へ行ったらお札の乗っかった通帳が置きっぱなし。
辺りを見渡したけど誰か分からず、ぼやぼやしてたら悪い人に持ってかれちゃう…。
そう思って、カウンターへ忘れものですよって届けてる最中、
突然、ばぁちゃんが現れて 「あんた、それ私のだけど、どういうつもり?」
「はっ?私~??」
お礼を言われるかもとは思ってましたが、まさかの泥棒扱いとは、ちとヒドイ。
「私が置いといたのよ!!」とかなりご立腹。
私が置いといたのよ!!って、確かにそうでしょう。その怒りっぷりは。

「お金を挟んだまま居なくなったら危ないですよ。」と言っても、お前が危ない奴だと言わんばかり…。
カウンターの職員さんも慌てて「この方は忘れものだって届けて下さったんですよ!お金の置きっぱなしは危ないですよ!」
あらぬ誤解は解けましたが、お礼の言葉ひとつなし。納得がいかないんでしょうね。

高校生の時、どこの国だったか留学生と同じバスに乗って通学してました。
混雑すると空いた席に一人座り、その膝の上に皆の鞄を持たせるんですが、その留学生はガンとして手から鞄を離さない。
皆が遠慮しないで持ってもらったらいいよ、立ってる人の邪魔になるし。と説得するんですが答えは「No!」

時代やお国事情、色々違うんですよね。
同じ時間と同じ場所に存在してても、それぞれが過ごした過去が違うと正しいと思っていた行動も正しくないのかもしれません。
きっと、ばぁちゃんがバリッバリ過ごしてきた時代は、自分の子もよその子も近所、大人は皆で見守り、叱るのが当たり前。
ある意味良い時代だったのかもしれません。周囲で見守るからこそ防犯にもなる。
そんな平和ボケがまだ残っている日本にやってきた留学生には、お国での常識が非常識に。
近所付き合いがウザったく感じられた上に、核家族化。隣は何をする人ぞ。が当たり前の時代に生活する私には、おばぁちゃんの時代の良さを感じつつ、その時代の代償も考えると戻れない時代の流れも良しなんだなと感じる時間でした。