チャイナ・リスクと向き合う~拡大する中国経済のプレゼンス | マーケットの今を掴め!FX・CFD東岳ライブ情報

チャイナ・リスクと向き合う~拡大する中国経済のプレゼンス

チャイナ・リスクと向き合う

拡大する中国経済のプレゼンス

金融業界にとって、これまでのアジアビジネスの区分は、「Japan」と「Asia Ex-Japan(日本以外のアジア)」となっているのが慣例でした。それと言うのも日本は世界第二位の経済大国で、独特の文化に加えて言語の壁もあるため、その他のアジアと区別されて当然、という認識があったと思います。


ところが最近では、特に投資リターンを追及する機関投資家の側では、「China」と「Asia Ex-China(中国以外のアジア、含日本)という区分が、かなり増えて来ているように感じます。かつての日本とアジアの立場の違いを知っている日本の金融関係者にとっては、かなり衝撃的な変化ではないかと思いますが、残念ながら、そうした時代は、既に過去のものになってしまったのかもしれません。


そのトレンドを裏付けるように、かつて「アジアの中の西洋」として重宝されていた香港は、日本以外のアジアの中心という立場から、中国はもちろんのこと、アジアの一部となった日本も含めた、アジア全体の金融センターという立場を一層強めている気がします。そう考える根拠の代表例が直近の欧米の有名宝飾ブランドが東京市場を素通りして次々と香港市場に上場している事です。


それだけ欧米から投資先として注目が高まっている中国ですが、最近では、それに伴うリスクについても、大いに注目が高まっているとように感じます。最近コラムを休んでいるため、最近読み漁った色々な対中・対欧米投資本やリスクそのものを研究している各種の書籍を交えて最近私が考えている中国について書いてみたいと思います。



Ken



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