忘れてならない尊い命
ヴァイサーの皆様こんばんは、綺音です。
今日家に帰り
すぐにこの本を手に取り読みました。
「のこされた動物たち」
そうです
3月11日の悲劇から
人間に取り残された動物たちの現状を
リアルに訴えた一冊です。
知人ブログで知り購入しました。
即読しました。
何も知らぬはじめのウチは
この写真はなんだ！何故助けてないのか？と憤りの疑問を抱きましたが
そうではなかった。
このカメラマンは手弁当で現地へ何度も向かい
犬猫をはじめ牛、豚、鶏、馬…
動物たちに出会いボランティアをしていたのだ。
もちろん彼の仕事はカメラマン…写真を撮るコト。
この悲惨な事実を
写真に残し一人でも多くのヒトに
知ってもらうコト。
どれだけ悔しかっただろう。
目の前の
何の罪もない
何も知らない
純粋な動物たちが苦しむ姿をみて何も出来ない非力さ…。
私は手前に置き換えて想像した。
涙が込み上げる。
でもそれじゃ何も解決しない。
涙はぐっと堪えた。自分の心を泣いてすっきりなんてさせてやらない。
この悔しさは動物たちを救う為にとっとくんだ。
もちろん私一人にそんな力はない。
その無力さは認める。
認めるケドそれに甘んじたりなんかしない。
都合のイイいいわけなんかするものか。
忙しいお金がない時間がない人手がない…色々理由をつけて
結局“今自分にできるコト”なんて曖昧な逃げ文句が生まれる。
今できるコト…具体的に何なのさ？
そんなあやふやなコトバじゃ結局護りに入るだけ。
政治家じゃないんだから
もっとストレートでいいと思うんだよね。
もちろんこれは全部自分に言い聞かせているのです。
正直いいます。
昨夜の地震警報が久々に鳴るまで
少しの平和にドコか油断した自分がいました。
情けない。
せっかく用意していた水や道具もバラバラ。
私がこんなじゃ、ウチのワンズも、他のみんなも、守れないじゃないか！
私は私が、まずきちんとしよう。
誰かを救えるようにいつでもいよう。
だからいつでも心が豊かでなきゃ。
優しく元気でいられなきゃ。
そして被災地にお金を送れるように
動物たちを助けられるように
毎日苦しくても貯金しよう！
苦しんでる動物たちの為に欲しいモノを我慢しよう。
そして無駄に外出しないでピアノを弾く時間が増えればこの気持ちをピアノと分かち合うコトができるよ。
この想いをカメラマンが写真で伝えるなら
私はピアノで伝えていく。
…感情的に、思ったコトぶちまけたケド
本当にこの“リアル”は
哀しいほどに残酷で
苦しかった。
今ココに黙って居るコトがまず悔しくて
明日のコトとかなんにも考えずに車に乗って
被災地まで動物を探しに行きたいよ。
悔しいよ。。。
この著者さんは“ごめんね…、チキショー、チキショー”って、自分の無力さが悔しくて泣いてた。
同じ想いだ。
私もとても無力で
助けたいと思えば思うホド無力を痛感するのだ。
だけど私は腹括ってるから
もう迷わないから。
自分の人生やりたいコトをやる、ってコトに迷いはないから
だから必ず助けるよ。
助けたいから助ける。
その為に…、やりたいコトの為にだったら、
何だって出来るパワーと覚悟がある。
罪もなく綺麗で哀しい目をしたまま死んでいった牛たち。
慰め合いいたわり合うかのように身体を寄せ合ってみんなで死んでいた豚たち。
飼い主を忠実に待ち続け信じ続けその場を離れず息絶えた犬たち。
ヒトを信じられなくなって飢えからか、放射能で腐った池の腐った鯉を食べて病死した猫たち。
鶏に餌を分け合えていたがヒトには懐かなくなった犬。
喉が渇いて水を飲もうと用水路に落ちてはまり、一人で起き上がれなくなったまま水没した牛。
“どうして？”…哀しい瞳で著者に訴えたのは、仲間を隣で失った一頭の馬だった。
お腹が空いて著者に近付いてきた豚たちにドッグフードを与え“頑張れ！”と励ましたが、次の日殺処分されていたたくさんの豚たち。
繋がれたまま、死ぬコトの中で最も辛いとされる餓死を待つしかなかった牛舎のたくさんの牛たち。
お腹が減った牛が引きちぎって食べていたのは、ビニール袋…。
………。。。
みんな、哀しホドに純粋な目なんだよ。
この目をした罪なき動物たちが
今もゴーストタウン化したヒトのいない被災地にのこされ
今もさ迷い続けてる…
黙っちゃいられない、絶対に！
偽善、自己満…言いたいヤツは好きに言えばいいさ。
私は自分の信念に生きるだけだし
他人が自分に何を言ったって自分の信念がブレるコトはない。
とまぁブログで宣言もしっかりしたね、ここですっきりしないで勝負はこれからさ！
さぁ頑張ろう！今まで以上に頑張ろう！！
長々とありがとうございましたっ！！
またお会いしましょう！
☆Thank you for you★
♪綺音マン♪