こんな時期か | 元プロ野球選手がニュースから考えてみる

こんな時期か

この時期、来季の戦力編成が始まります。


ドラフトで10人入れば、10人去らなければならないのがこの世界の掟。
厳しいからこそプロ。


今日も報道では実績のある選手の名前が挙がっていました。


選手誰しも、いつかは区切りをつけなければならない時が来ます。
そしてその踏ん切りをつけるのも本人です。


特に若い選手は、その見極めが難しいかもしれません。

まだ俺は出来る!と思ってもスポーツの世界は残酷です。


才能は平等ではありませんからね。


練習しなくても出来る奴はいます。
練習しても出来ない奴は沢山います。


経験からすれば、やはり転換するには早い方が良い。
早いほど順応出来るし、高卒であれば、大学に入学する事も可能だ。


球団編成も選手の去就を決めるのは辛い仕事です。
彼等の生活権を奪う訳ですから。


彼等の背後に家族の顔だって見えてくるかもしれません。


しかしこの厳しさがあってこそ、プロスポーツは素晴しいプレーで感動を与えるのでしょう。