旧ベーシックなどでは、システムが吐き出すHTMLコードが記事があるメインカラムより先にサイドバーが必ず先にくるようになっていました。
このため、プラグインの読み込みなどで表示が遅くなることもありました。
設定上は3カラムにして先にくるサイドバーのCSSのセレクタだと『#sub_a』を空にする(もしくは、プラグインなどは配置しない)手法を行っている方が多くいました。
実は、これは表示速度だけではなくてSEOにも効果的であることもこの手法を行う理由の一つでありました。
新スキンでは、この問題もクリアされました。(ソース中に余計なコードがみられるので私的には若干不満がありますけど・・・)
新スキンでは、旧ベーシックだと『#sub_a』が左サイドバーだったんですけどこれに新スキンで該当するセレクタは『.skinSubA』だと思いますがこれは表示上は右サイドバーになります。
一見、HTMLの互換性は新旧ないように思うんですがソース中のコメントなんかを見ながら解析していくと旧ベーシックでは『#firstContentsArea』(id名が『firstContentsArea』のdiv要素)にメインカラムと『#sub_a』が内包されていたように新スキンでは『.layoutContentsA』(クラス名が『layoutContentsA』のdiv要素)にメインカラムと『.skinSubA』が内包されていて旧ベーシックを引き継いでいる(引きずっているのかも)感じもします。
ものすごく、簡潔な表現をするならHTMLとCSSを理解していれば旧スキン同様自由自在なカスタマイズができます。
どちらが良いかは一概には決めにくいですが、今回のようにデフォルトのコードに改善点が多々ある新スキンの方がカスタマイズがやりやすくなっています。