Ｍさん、逝く

昨日は大阪ロイヤルホースにてライブでした。
たくさんのご来場、ありがとうございました。綾女チャンとお母様、お姉様、intruderさん、さおりちゃんもありがとう！
他にも皆さんありがとうございました。

その中でも、お忙しいところ、時間を作って下さって三曲目の途中から『ジャズの専門店Ｍ』のご店主のＭさんが来て下さった。

ぶちは1stは終わりの二曲だけだったので近くに座ったＭさんとちょこっと挨拶をしてから出番を待ちました。

2ndはたくさん歌いました。ベリーっぽい動きも取り入れ、面白おかしい楽しいライブでした♪
アンコールは“Yesterday”でした。

終わってからＭさんが「いやあ、今日は楽しかったあのベリー、ええなあ！ああいう歌い手さん、いはらへんから、なんかしなやかでええんとちゃうかなぁ」と言って下さった。
打ち上げには今井隊長をはじめ、かめやまん、調律師のＴさん、モーリー、そしてＭさんとメンバー。

Ｍさんの提案で、大阪らしいからと近くの『がんこ寿司』に行ったのだが閉店時間で終わっていたため、向かいのコロワイドグループの『贔屓屋』へ。

乾杯をし、少しすると、Ｍさんが体調の異変を訴えた。
両胸が痛いとのことだった。脂汗をかきはじめた。
立ち上がって肩を回したり、揉んでみたりしたが一向によくならないようだった。
「終電も近いから、ごめん、帰るわ～」
みんなも心配し、お大事に、と見送った。


それがＭさんを見た最後になってしまうなんて…


なんとなく、頭も痛いし、眠れなかった。
朝、隊長からの電話でぼんやりしていた頭に衝撃が走った。

『Ｍさんが亡くなりはった』




優しい、穏やかな人でした。ジャズのレコードの知識が凄くて、みんなから頼られて、でも全然偉ぶらないで腰が低かった。ぶちは大阪に行くと必ずお店に会いに行った。いつも驚いて、笑顔で、
「あれ～♪ぶちさ～ん！」って迎えて下さった。
もういないなんて。
私の歌が最後に聞いた音楽だった。
決して忘れない。Ｍさん、大好きです。本当にありがとうございました。どうか安らかにお休み下さい。あなたのこともしっかり胸に入れて歌っていきます。

今生きていることは奇跡のようなものかも知れないね。大事に生きなきゃ罰が当たる。命は尊いです。


ぶち