http://panflute.p.u-tokyo.ac.jp/~kyo/dose/
ベクレルとシーベルトの変換:社会情報リテラシー講義 付録
最近、水や食べ物に含まれる放射性物質の量として「ベクレル」(Bq)という単位をよく耳にします。これはある方法で測定した放射能そのものの量です。
もう一つよく耳にする「シーベルト」(Sv)は、生体への影響を表す量です。ちなみに、
- 1ミリシーベルト(mSv)は1シーベルトの1000分の1
- 1マイクロシーベルト(μSv)は1ミリシーベルトの1000分の1
国際放射線防護委員会(ICRP)によると、1年に1mSvの放射線を受けると、一生のうちにガンになる確率は0.000073増えるとさ れています。1年に1mSvの放射線を(自然に浴びるもの以外に)浴びた人が1万4000人いたとすると、1人はそれが理由でガンになるわけです。
この計算式について
テレビや新聞では「食べ物1kgや水1lあたり○○Bqの放射性物質が検出された」と報道されることがあります。そのような水や食べ物をどの程度摂取すると、人体に影響を及ぼす可能性があるのか。どれくらいまでなら安全とみなせるのか。
ベクレル(Bq)は生体への影響を表す量ではありませんから、影響を考えるためにはシーベルト(Sv)に換算する必要があります。
本ページは、専門家団体の提唱する基準をもとにして、ベクレルからシーベルト(ただし使う単位はミリシーベルトです)を計算します(逆も計算できます)。
- 換算の基準値は、ICRPの勧告、原子力安全委員会の報告書、ヨーロッパ放射線リスク委員会(ECRR)勧告の3種類から選ぶことができます。
- 対象物質はヨウ素131・セシウム137・セシウム134です。
- 摂取パターンは経口摂取(食べ物や飲み物などを通した摂取)と吸入摂取(呼吸による摂取)にわかれます。ICRP基準の場合、吸入摂取は さらに、粒子の溶解と吸収が早い場合(急速吸収)、ゆっくりの場合(緩慢吸収)、その間(中速吸収)に分かれています。ECRRの係数は経口と吸入を区別 していませんが、便宜上選べるようにしてあります。
1)福島県健康調査の先行調査報告(放医研)の読み解き・批判
2)飲食物による内部被曝の計算
(1回の摂取ごとに計算したものを合計するため)
に役立てて下さい
(ni0615)
コウナゴ君は「海のカナリア」でした。
ni0615.iza.ne.jp/blog/entry/2228808/
ni0615.iza.ne.jp/blog/entry/2265390/
このたびイノシシ君は「森のカナリア」となりました。
また、
おそらく森で落ち葉を食べて分解するムシたちの中で、
放射性セシウムによる奇形がこれから多発するでしょう。
カブトムシの幼虫はセシウムいっぱいの天然の腐葉土の中で育ちます。
昆虫学者、昆虫マニア、昆虫収集家の方は、
来春から、とくに奮闘してください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011081900866
イノシシからセシウム=宮城
宮城県は19日、角田市内で7日に捕獲された野生イノシシの肉から、
食品衛生法に基づく暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超え
る2200ベクレルの放射性セシウムが検出されたとの情報提供が県
猟友会からあったと発表した。
県は、イノシシなどの野生鳥獣を食用としないよう呼び掛けている。
(2011/08/19-21:24)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
安禅不必須山水
http://ni0615.iza.ne.jp/blog/list/