K2はケータこと小野恵太選手の使用モデル。
昨年メキメキと頭角を表したケータくん、今年からTARGETのスポンサードを受けることになり、今回使用モデルがリリースされました。
もう一つのモデルEVERESTはBRAINのもじゃおくんこと高田好明選手の使用モデル。
D-CROWNを主戦場に戦っている選手ですね。
◎TARGET TEPPEN K2 2BA |
◎TARGET TEPPEN K2 SLEEK |
まずはケータくんモデルのK2。
プロファイルを見るとセッティング重心は2BAで3連ダブルリングカットの中心辺り、SLEEKでダブルリングの始まる辺りとなります。
両方持ってみてまず感じるのはSLEEKの重量感。
スタンダードな16.5gから0.5g重くなっただけなんですが、重心位置も前に移動したことでグリップするとかなり重量感を感じます。
ダブルリングカットを持って投げてみても面白いと思わせる形状ですが、ケータくん自身も含めて大多数の方はマイクロカットの施された後部テーパーをグリップすることと思います。
で、そこをグリップしてみると、2BAだと丁度重心のちょっと後ろをグリップすることになるので非常に馴染みやすい。自然にグリップできて自然とセットアップできる感じです。
SLEEKの場合重心位置からちょっと離れていることと重量増も相まって、重量感を感じてグリップすることになります。
まず2BAの方を投げてみます。
非常に投げやすいです。このテーパーは形状からして自分好みなので、ああ、これは気持ちよく飛ばせるなという予感はありましたが、そのとおりな感じ。
ミッドリアという重心位置と相まって、テークバック~フォロースルーに従って非常に素直に伸びてくれるバレルです。
次にSLEEKを投げてみます。
2BAとは飛びの印象がかなり違います。
かなり飛ばしやすいです。前重心によるタレは殆ど感じません。
ただ、2BAの方が自分には投げやすいかな、と感じました。
性格を一言で表すと、投げやすい2BA飛ばしやすいSLEEKってかんじですね。
ちなみにSLEEKの方はダブルリングをグリップして投げてみても割と気持ちよく飛ばせます。
重心持ちしたい方はSLEEKもオススメです。
◎TARGET TEPPEN EVEREST 2BA |
◎TARGET TEPPEN EVEREST SLEEK |
こちらは抜け重視のカットとテーパーのバランスで飛ばすタイプのEVEREST。
2BAで投げてみましたが、17gと十分な重量があるのですが、自分には多少カットの抜け感のほうが前に出てしまっているように感じました。
テーパーの効果が薄いな、と。
そのためこのモデルはSLEEKの方がバランスが取れていると感じました。