今日は、五十肩(四十肩)についてです。
五十肩(四十肩)は正式名称を肩関節周囲炎といい、特に外傷や疾患などがなく、肩回りに痛みを感じる状態を言います。
主な症状としては、肩が痛くて夜が眠れない、肩に痛みがあり、肩を上げたり、回せない、肩に痛みはないが、肩が上がらない、回せないなどがあります。
五十肩(四十肩)は、
急性期(じっとしていても肩が痛い、夜痛くて眠れない)
亜急性期(肩を動かしたときに肩が痛い)
慢性期(肩を動かしても痛みはないが、肩が動かしづらい)
を経て、半年から数年くらいかけて自然治癒していくと言われています。
急性期は、無理をせず、患部を冷やすことが必要となりますが、それ以降では、肩を動かさないと関節が固まってきますので、患部を冷やさないようにしながら、痛みのない範囲で肩を動かすことが必要となります。
物を片方で持つ、重いものを持つ、横向きで寝る、肩を使うスポーツ選手(水泳選手、バレーボール選手、砲丸投げの選手など)、腕を上げる職業(大工さん、左官さん、学校の先生、塾の講師)、猫背姿勢の方など肩に負担のかかる方が五十肩になりやすいと言われています。
カイロプラクティックでは、五十肩(四十肩)がどの時期にあるのかを考慮しながら、肩関節の機能的な問題に加え、肩の動きに関係する肩甲骨や背骨のケアを行なっていき、体のバランスを整え、肩がうまく働けるようにしていきます。
また、五十肩(四十肩)には、猫背姿勢、肩を使うことが多いなどの生活習慣も関係すると考え、肩の可動域を上げるエクササイズに加え、姿勢や体の使い方のアドバイスもさせていただいています。
五十肩(四十肩)は、徐々に肩の動きをつけていくことが中心となるため、カイロプラクティックケアの期間は長めになりますが、カイロプラクティックケアとご自身でのエクササイズで、早期に改善できる可能性はあります。ご参考にしてください。
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