三日間にわたる『ラフール・アチャリヤ新潟ツアー』無事に終了しました。
ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。
インド音楽とオリッシーダンスの公演は言葉にならないほど。
ごめんなさい、私は今感じた事を上手に伝える言葉を失っています。
(素晴らしかったとか、感動したとか、幸せとか、どれも当てはまるようで違う…)
もう少しゆっくり時間をかけてお伝えしていきます。
ダンスワークショップは私が今まで受けてきたクラスの中で一番ハードでした!
2時間ノンストップでウォームアップからみっちり。
相当きついウォームアップで、ほとんどの人はこれでかなりばててしまったと思います。
(私もその一人でフラフラになってしまいました。)
そして最後の方でオリッシーのステップの基礎を少し。
実は私、今回のWSを受けるにあたってステッピングをすごく楽しみにしていたのです。
少しでもオリッシーらしい動きを覚えて、早くダンスしたい!と。
でも、実際はステッピングの練習になったころ
気力体力尽き果てて少し熱中症のような感じになってしまい
とても踊るどころじゃなくなってしまったのです。
へたへたとその場に座り込んでしまい、視線がボーっとかすんだ中でラフールさんのステップ見て
そのまま意識が飛びそうに。
肉体的には限界なのにそれとは裏腹に言葉で表現できないほどの至福感覚。
一瞬、死んでしまうのかな…と思いました。
あかん、あかん。やばいっと思って水をごくごく飲む。
少し休んだらなんとか回復はしましたが、ほどなくして終了。
もう、この時点で完全にノックアウトです。
最後にラフールさんのデモのダンス。
このダンスはヨガWSの時に見せてくださったものとはまた違うもので、オリッシー特有の身体言語を一つひとつ詩を読むかのように踊ってくださいました。
「あるところにブリンダーバンの森がありました。そこには光輝く男の子がいました…。」
私、溶けました。
その瞬間、どうしてこんなにワークショップが厳しいのか、なぜラフールさんは参加者に合せて
もっと簡単で楽しいプログラムにしないのかが分かった気がします。
多分参加された多くの方がそう感じられたのではないでしょうか。
みんなの気持ちを読み取ったように、篠原英子さんがおっしゃった事。
「昨日見ていただいた美しい踊りの背景には、多くの基礎と莫大な練習が礎のようにあります。
今でも毎日、この基礎練習を何時間もかけてします。」
(細かい表現は違っていたかもしれないけれど、こんな内容でした。)
まさに納得!
本当に、言葉だけで聞くとその通りなのですが、実際にそれを続けることがどれほど大変なことか…。
ワークショップはハードだったけど、ラフールさんはずっとにこやかでした。
ある参加者の方は「今までいかに自分がいいかげんに中途半端に生きてきたかわかりました。」とおっしゃいました。
最後にラフールさんの言葉。
「日々、どのように食べ、どのように感じ、どのように行動するか、それらはすべてダンスになるのです。人生はダンスです。」