福島県産米の予備調査のデータが出そろいましたのでとりあえずまとめました。
内容を考えるのは明後日以降にしたいと思いますが、とりあえずのメモです。
東北農政局(平成21年~22年調査分)
http://www.maff.go.jp/tohoku/stinfo/toukei/nenpo/57_hukusima.html

今のところ
・測定点数は出荷量よらず概ね1市町村あたり5点となっており、かつ、汚染の
 少なそうな喜多方、いわき、田村が相対的に多くなっています。反対に土壌汚染が
 深刻な地域は測定が無いのか?公表しないのか?とにかく発表されていません

・検出限界も核種あたり5~10[Bq/kg]とのことですが実質的には7Bq/kg程度の様に見えます。
 移行係数を考えると、多数が入るように設定された「限界」のはずですが、それでも
 かなりの地点でセシウムが「検出」されました。

・今年の出荷がどうなのか判りませんが、高汚染地域の調査も行ったのであるなら浪江や
 飯舘も含め公表すべきですし、特に南相馬は生産量も多いので気になるところです。
転移性肺癌の1寛解例に関する研究、のブログ

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要するに
1)検出限界を予め高めに設定し、尚かつ汚染度の低い地域のデータと
   混ぜることで米への移行が少なかった様にミスリードしているものの、

(2)実際は予想外に高い米への移行が中通り~浜通りの広範囲で確認された。
   ということだろうと思います。