１１月１３日、福島県で「東日本女子駅伝」が
開催されることになり、女子高生や、お年頃の
女のコたちが、０．６マイクロシーベルトを下回る
場所が１つもないコースを走らされるのですが、
皆さんは、このことについて、どう思うでしょうか？
「福島」と言うから、「復興」などという言葉と
結びつきますけど、「チェルノブイリ駅伝」を
走ると言ったら、どうか。きっと反対しますよね？
今、福島はチェルノブイリより危険なのです。
空間線量で１マイクロシーベルトを軽々と超え、
放射性物質がバンバン飛び交う中を、これから
妊娠や出産の可能性がある女のコたちが走る。
鬼畜でしょうか？
どうせ復興を支援したいなら、なにも福島県で
走らなくとも、岩手県や宮城県を走ればいいと
思うのですが、なぜ、どうしても福島県なのか。
その理由は簡単です。
何も知らない人に、「福島市内はマラソンを
走れるぐらい、安全です！」と宣伝をしたい。
だから、今さら中止にしたり、場所を変えると、
「風評被害」になると思い込み、断固として、
女子高生のような若い女子を走らせるのです。
この駅伝に賛成している人たちの理論は、
こういうことです。放射能が本当に危険かは、
よくわからないのだから、うるさいこと言うな！
もし、危険だったとしたら、ここで暮らしている
自分たちは、どうなんだ。自分たちばっかりが
被害を受けるのはイヤだから、現役高校生の
若い女のコも巻き添えにしよう！
これが日本の「絆」。
危険だった時のことは、無視されています。
だって、「危険かもしれない」と考えるなら、
これから妊娠や出産の可能性がある女子を
チェルノブイリ以上に危ない所で走らせようと
思わないでしょう？
危険だったら困るから、安全だという前提で
駅伝をするのですが、万が一、危険だったら、
その時はその時。女性たちを巻き添えにして、
それでも駅伝をやろうって言うんです。
この国は、本当にスゴいと思いますよね。
イスラムの国々をバカにしちゃいけませんよ。
妊娠や出産よりも、駅伝の方が大事なんです。
女の幸せより、タイムを優先してもらいましょう。
福島の安全アピールのために、
女は黙って走れよ、バカ野郎！
大変素晴らしい世の中だと思いますけれども、
どうして、こんなことになっているのかと言うと、
それは、「経済産業省」の官僚の皆さんが、
利権でウマウマするため。
原子力安全ナンチャラへの天下りもそうです。
東大卒の頭脳を駆使し、凡人に論破できない
スーパー屁理屈理論で、原発は最高だという。
そうすると、官僚にとっては、おいしいんです！
自分たちの将来だけは安泰なのです。
「ウランは、一度輸入をすれば３年間は
使えるから、準国産エネルギーだ！（ｷﾘｯ」
こういうのを「屁理屈」と言うと思うんですが、
このことを詳しく説明すると長くなっちゃうので、
この話は改めて書きますが、経済産業省が
バカな人たちだと、国民が困ってしまう！
ということで、実は今、経済産業省の前では、
女性たちが大集結し、座り込みの抗議活動が
展開されているのです。
「女は原発を選ばない！」。
妊娠、出産、子育てを通じて、子供の将来を
誰よりも真剣に考えたら、放射能に汚染された
野菜や肉が、ほとんど規制もされずに流通し、
健康に不安を抱えなければならない世の中を
選ぼうとはしないでしょう。
理屈じゃなく、本能で考えれば、
普通は原発など選びません！
台湾、イタリア、ドイツなど、日本の事故を
見ただけで、政策を見直す国々があるのに、
推進するか、反対するか、その議論もせずに、
有無を言わさず、強引に原発を進めている！
せめて議論くらいしたらどうなんだ！
皆さんもお気づきかと思いますが、これらを
動かしているのは、経済産業省と電力会社。
日本の政治家たちは、ただ無能なだけです！
ですから、経済産業省の前で抗議をする。
これは、ある意味、正攻法だと思いますが、
この気持ちは、お役人様に届くのかどうか。
この抗議を見て、「僕も気持ちは同じだよ！
着々と原発を見直すように奮闘してるから、
もうちょっと待っててくれよ！」と思うような、
抱かれてもいいような官僚がいるんだったら、
少しは効果があるかなと思うんですけれども、
僕は正直、ビックリしました。
こんなに経済産業省の官僚の
お役人様が、女性たちの訴えを
屁とも思っていなかったなんて！
実は、経済産業省の建物の隅っこの方には、
よりによって、「喫煙スペース」があるんです。
おそらく、最近の「分煙化」で、省内は禁煙に
なっているんでしょうけれども、目の前では、
自分たちに対して、抗議をされているんです。
しかも、普通の抗議ではなく、時には赤子を
抱っこしながらやってきた女性が、一生懸命
経済産業省の皆さんに思いを伝えようとして、
声を張り上げておられるわけですが・・・。
・・・えっ！？
えぇぇぇぇ!?!?(ﾟﾛﾟﾉ)ﾉ
目の前で、女性たちが必死に訴えていて、
そのスピーカーの声は、確実に聞こえる
場所にいらっしゃるはずなのに・・・、
余裕ぶちかまし、
おタバコタイム！
言っときますけど、この抗議、午後３時には
終わっちゃうんです。屁とも思ってなくたって、
形だけでも、「聞いてますよ」感を出すことも
できるだろうに、この人たちは、３時までタバコを
我慢することもできない人たちなんでしょうか？
配慮なしにタバコを吸えちゃう
役人の神経が僕にはわからん！
家を追い出され、作物の値段が下がり、
子供の尿からセシウムが出て、それなのに
電気代は上がり、消費税を１０％にすることを
国際契約し、福島で女子中高生を走らせても、
屁とも思わずタバコを吸う！
喫煙所の場所をズラすとか、抗議の時間だけ
使用禁止にするとか、ナンボも表向きのことは
できるだろうに、それすらせずに御休憩！
要するに、この抗議は、経済産業省の人には
他人事であり、屁とも思っていないということ。
頭のおかしい人たちが、ただ騒いでいるとしか
思っていないということです！
そして、そんな人たちが、国の政策を担い、
「放射能は安全」だと言っているのです！
なんて恐ろしいことでしょう。皆さんはこれを
読んで、どうお感じになるでしょうか？