先週末、富山市と八尾観光協会主催の
「八尾定住ツアー 暮らし体験会」に
行ってまいりました~。
浄土真宗・聞名寺の門前町として発達し、
江戸時代に町だてされた八尾町。
蚕糸、和紙、薬草などの集積地として経済的に発展し
「富山藩の御納戸」とまで呼ばれるほどになりました。
坂の上につくられた四筋の古い家並みでは、
9月になると「おわら風の盆」が開催されます。
今回、参加されたのは
金沢在住の2世帯の方。
まずは、定住交流施設「かがみ」へ。
元は郵便局の宿舎だったという建物。
リフォームされてとても綺麗。
テレビや冷蔵庫、炊飯器、調理器具、洗濯機まで
揃っていて便利。
おわら風の盆や曳山まつりが
行われる本通りに近く、
格子戸や蔵造りの建物など、
まちの雰囲気が楽しめます。
ひと息ついた後は、城ヶ山公園へ。
この公園、南北朝時代に諏訪左近という武将が山城をかまえたことで、
城ケ山とよばれるようになりました。
公園内は美しく整備されており、春には一帯が山桜で埋め尽くされます。
眼下には蔵造りの町並み、
遠くには立山連峰、富山平野、富山湾が見えます。
こうしてみると、八尾は町屋がひしめく
坂のまちなんだなあと実感。
「金沢の古い町並みとはまた違った
雰囲気が楽しめますね」とAさん。
午後からは八尾の公共施設をぐるりっと見学。
坂の上に中心街が広がる富山市八尾町。
1km圏内に行政センター、小中学校、高校などの
公共施設やまち機能が集中しています。
富山市中心部からつながるJR高山線をはじめ、
町めぐりバスなど、交通の便も発達。
「コンパクトなまちづくりが、八尾の特徴。
歩いて暮らすのに便利ですよ」と
八尾観光協会の杉山さん。
まちめぐりの後は、スーパーへ。
食材の価格を確かめつつ、
夜ごはんの買い出し。
「富山も金沢も食料品に関しては
そう変わりませんね~。季節の野菜や魚がお手頃です」とAさん夫妻。
後半につづく~。<