トーゴー1stソロアルバム『まねき猫達』制作【THOGOソロ活動の話-その2＠18歳】
どうもッ！THOGO(トーゴー)です。
こん(^▽^)にちは！
前回の続きから。(高校3年生の頃の話です。)
学園祭の【hideソロコピーライブ】で『ソロ(ギターヴォーカル)』の味を占めた自分は、THOGOソロプロジェクトを始動させました。
まずはオリジナルアルバム(デモテープ)作り。
今でこそインディーズバンドでもCDや配信でのリリースが主流ですが、当時(1994年)はまだまだカセットテープが主流でした。
▼当時(1994年)の感覚。
①CDを出すバンド
→大きい事務所に入ってるバンド。
②業者制作(大量プレス)したデモテープを出すバンド。
→全国区で活動している(ワンマンライブが出来るクラスの)バンド。
③カセットテープや歌詞カードを自作(手作業ダビング＆コピー)。
→上記以外のほとんどのインディーズバンドがこの形。
また、ソロなので、作詞・作曲・編曲・演奏・レコーディング・ダビング作業・販売・宣伝まで全て自分でやらなくてはいけません。
一見、凄～く面倒そうですが、当時はこれらを
『よっしゃ、やったるぜーッ！！』的精神で、もの凄くやる気がみなぎった「最高のモチベーション」で臨みました。
レコーディングするにあたって
◎8トラックのMTR(レコーディングするマシン)購入。
→ドラム音や、ギター、ベース、Vocalやコーラスも入れて、合計8個の音を録音して混ぜられるマシン。
◎カシオのキーボード購入。
→鍵盤以外にも、ドラムのリズムや効果音やコード音などが入ってるオモチャ的なキーボード。
◎楽曲作り。
→この当時は【曲を作ってから詞を書く！】という、曲先行で作っていました。
当時、何のスキルも無い自分がノリだけで制作したアルバムの楽曲作り手順①～⑪を簡単に説明しますネ(笑)。
①ギターと鼻歌で曲のイメージを作る。→構成まで組み立てる。
②テンポを選び、ドラムのリズム(自動演奏)を入れる。※シンバル等のオカズは手動で入れる。【MTRで録音】
③ベースを入れる。【MTRで録音】
④バッキングギターを入れる。【MTRで録音】
⑤オカズギター(オブリガード)を入れる。【MTRで録音】
⑥キーボードの音を使って遊びの要素(効果音など)を入れる。【MTRで録音】
⑦作詞をする。
⑧歌を入れる。【MTRで録音】
⑨コーラスを入れる。【MTRで録音】
⑩余った1つのトラックにオマケのギター(ハモリなど)を入れる。【MTRで録音】
⑪T.D.(トラックダウン)、音をミックスする作業をする。
こんなノリを約1ヶ月間、学校から帰ったら毎日やっていました。もう、楽しくて楽しくて、あっという間に【夕方→夜中】になるのです。
まさに『寝食忘れて』無我夢中に制作したのがこのアルバムです。
※THOGO－1stアルバム『まねき猫達(1994年)』(8曲入り)
今聞くと超恥ずかしい…【ひどいできばえ】ですが、、
熱意ややる気が凄く詰まっている雰囲気は感じられます(笑)
当時のまま(歌詞カード紛失ｗ)手元にあるので、いつか何らかの形で公開しようと思います。
＜収録曲＞
①エチカ
→キーボードのみで作ったSE
②Heart memory
→後に上京して結成する美翔華というバンドでも演奏していた曲です。
③スピード
→ギターのエフェクター(フランジャー)という効果で作った曲です。コード進行は布袋寅泰の「さらば青春の光」のパクリ。
④誘惑ガール
→Low-Re-LieのRYOと一緒になんとなく作ったリフを曲にしたもの。サビは無理矢理くっつけたので超手抜き。
⑤女か虎か
→お決まりの「ディストーションボイス」の曲。アダルトビデオから音声引っぱってきて「喘ぎ声」も入れたりした(笑)。レディースルームの某楽曲のパクリ。
⑥蛇神様
→ライブで唄う事を想定して作ったロックンロールの曲。歌詞をダジャレにして遊んだ。
⑦曲名不明
→おもいっきりLUNA SEAを意識して作った曲。今聴くと、もの凄くダサくて笑える。ほんと笑える。
⑧迷路
→当時の俺が『やりたかった感じ』の8ビートの曲。Xのコピーバンドでそっちの路線に行ってしまいましたが、ホコ天＆イカ天でバンドに目覚めた自分は8ビートロックが原点でした。
(当時の自分にとっては)100点満点の出来映えでした。
アルバムのタイトルは、猫が好きだったので『まねき猫達』にしました(笑)。
完全にインスピレーションｗｗ
ジャケットや歌詞カードは当時お付き合いしていたYちゃんが作成。
近所のホームセンターで100本程カセットテープを購入。
そして、ひたすらダビング！！
ジャケットはコンビニの白黒コピー(当時カラーコピーはありませんでした)。しかも画用紙なので、コピー機に手差しで作業。
宣伝は、Low-Re-Lieのアンケートなどで集めたファン名簿にチラシを郵送。
そして、雑誌・BANDやろうぜ！！のFANの募集コーナー『ファンボ』に掲載→通販。
手売りなど、なんだかんだで100本はハケました！！！
そして同時に企画したレコ発イベント！
しかも(俺独りで)ワンマン。
会場は行きつけの『島村楽器－甲府店』のAスタジオ(30人キャパ)を格安でレンタル。
ギターのみアンプで繋ぎ、のこりの伴奏の入ったカセットテープを用意して同期。それをギターヴォーカルで唄う！！といったメチャクチャな仕様(笑)。
Low-Re-Lieファンに加え、バンド仲間も駆け付けてくれ、超満員で盛り上がりました！
ちなみにこの時の衣装はYちゃんが制作。
彼女には、ほんと色々協力してもらいました。THOGOソロ活動の唯一のパートナー。
そんなこんなで、更にソロ活動の『味』を占めた自分は、ガンガンばく進します！！
俺独りで、どーにでもなるじゃん！！バンドより楽しいじゃん！！
痛々しい勘違いが暴走した状態は止まりません！！！
続く。。。
■イベントのお知らせ
2012年
1月27日(金)
◎THOGOオフ会＠新宿
└ノープラン。集まった皆で何かを生み出して、育てて行こう！という『ミーティングイベント』です。飲食しながらトークを中心にグダグダ過ごします。たまに映像や音楽も。もちろん質問は何でも受け付けます。初見さん大歓迎！楽しい夜を過ごしましょうッ！★
※詳細はコチラをご覧ください。
★お読みいただきありがとうございます！
是非とも読者登録／アメンバー申請 宜しくお願い致します。
※エグい・キワどい内容に関しては【アメンバー限定公開】にします。
★80年代バンドブーム(ホコ天・イカ天)／90年代V系(ヴィジュアル系)浸りだったTHOGOとはこんな人物。
★特別連載『悪徳ライブイベンター(アメンバー限定)』の記事はコチラ
★バンドに目覚めた頃(13～16歳)の話はコチラ
★地元でのインディーズ活動(17～18歳)の話はコチラ
こん(^▽^)にちは！
前回の続きから。(高校3年生の頃の話です。)
学園祭の【hideソロコピーライブ】で『ソロ(ギターヴォーカル)』の味を占めた自分は、THOGOソロプロジェクトを始動させました。
まずはオリジナルアルバム(デモテープ)作り。
今でこそインディーズバンドでもCDや配信でのリリースが主流ですが、当時(1994年)はまだまだカセットテープが主流でした。
▼当時(1994年)の感覚。
①CDを出すバンド
→大きい事務所に入ってるバンド。
②業者制作(大量プレス)したデモテープを出すバンド。
→全国区で活動している(ワンマンライブが出来るクラスの)バンド。
③カセットテープや歌詞カードを自作(手作業ダビング＆コピー)。
→上記以外のほとんどのインディーズバンドがこの形。
また、ソロなので、作詞・作曲・編曲・演奏・レコーディング・ダビング作業・販売・宣伝まで全て自分でやらなくてはいけません。
一見、凄～く面倒そうですが、当時はこれらを
『よっしゃ、やったるぜーッ！！』的精神で、もの凄くやる気がみなぎった「最高のモチベーション」で臨みました。
レコーディングするにあたって
◎8トラックのMTR(レコーディングするマシン)購入。
→ドラム音や、ギター、ベース、Vocalやコーラスも入れて、合計8個の音を録音して混ぜられるマシン。
◎カシオのキーボード購入。
→鍵盤以外にも、ドラムのリズムや効果音やコード音などが入ってるオモチャ的なキーボード。
◎楽曲作り。
→この当時は【曲を作ってから詞を書く！】という、曲先行で作っていました。
当時、何のスキルも無い自分がノリだけで制作したアルバムの楽曲作り手順①～⑪を簡単に説明しますネ(笑)。
①ギターと鼻歌で曲のイメージを作る。→構成まで組み立てる。
②テンポを選び、ドラムのリズム(自動演奏)を入れる。※シンバル等のオカズは手動で入れる。【MTRで録音】
③ベースを入れる。【MTRで録音】
④バッキングギターを入れる。【MTRで録音】
⑤オカズギター(オブリガード)を入れる。【MTRで録音】
⑥キーボードの音を使って遊びの要素(効果音など)を入れる。【MTRで録音】
⑦作詞をする。
⑧歌を入れる。【MTRで録音】
⑨コーラスを入れる。【MTRで録音】
⑩余った1つのトラックにオマケのギター(ハモリなど)を入れる。【MTRで録音】
⑪T.D.(トラックダウン)、音をミックスする作業をする。
こんなノリを約1ヶ月間、学校から帰ったら毎日やっていました。もう、楽しくて楽しくて、あっという間に【夕方→夜中】になるのです。
まさに『寝食忘れて』無我夢中に制作したのがこのアルバムです。
※THOGO－1stアルバム『まねき猫達(1994年)』(8曲入り)
今聞くと超恥ずかしい…【ひどいできばえ】ですが、、
熱意ややる気が凄く詰まっている雰囲気は感じられます(笑)
当時のまま(歌詞カード紛失ｗ)手元にあるので、いつか何らかの形で公開しようと思います。
＜収録曲＞
①エチカ
→キーボードのみで作ったSE
②Heart memory
→後に上京して結成する美翔華というバンドでも演奏していた曲です。
③スピード
→ギターのエフェクター(フランジャー)という効果で作った曲です。コード進行は布袋寅泰の「さらば青春の光」のパクリ。
④誘惑ガール
→Low-Re-LieのRYOと一緒になんとなく作ったリフを曲にしたもの。サビは無理矢理くっつけたので超手抜き。
⑤女か虎か
→お決まりの「ディストーションボイス」の曲。アダルトビデオから音声引っぱってきて「喘ぎ声」も入れたりした(笑)。レディースルームの某楽曲のパクリ。
⑥蛇神様
→ライブで唄う事を想定して作ったロックンロールの曲。歌詞をダジャレにして遊んだ。
⑦曲名不明
→おもいっきりLUNA SEAを意識して作った曲。今聴くと、もの凄くダサくて笑える。ほんと笑える。
⑧迷路
→当時の俺が『やりたかった感じ』の8ビートの曲。Xのコピーバンドでそっちの路線に行ってしまいましたが、ホコ天＆イカ天でバンドに目覚めた自分は8ビートロックが原点でした。
(当時の自分にとっては)100点満点の出来映えでした。
アルバムのタイトルは、猫が好きだったので『まねき猫達』にしました(笑)。
完全にインスピレーションｗｗ
ジャケットや歌詞カードは当時お付き合いしていたYちゃんが作成。
近所のホームセンターで100本程カセットテープを購入。
そして、ひたすらダビング！！
ジャケットはコンビニの白黒コピー(当時カラーコピーはありませんでした)。しかも画用紙なので、コピー機に手差しで作業。
宣伝は、Low-Re-Lieのアンケートなどで集めたファン名簿にチラシを郵送。
そして、雑誌・BANDやろうぜ！！のFANの募集コーナー『ファンボ』に掲載→通販。
手売りなど、なんだかんだで100本はハケました！！！
そして同時に企画したレコ発イベント！
しかも(俺独りで)ワンマン。
会場は行きつけの『島村楽器－甲府店』のAスタジオ(30人キャパ)を格安でレンタル。
ギターのみアンプで繋ぎ、のこりの伴奏の入ったカセットテープを用意して同期。それをギターヴォーカルで唄う！！といったメチャクチャな仕様(笑)。
Low-Re-Lieファンに加え、バンド仲間も駆け付けてくれ、超満員で盛り上がりました！
ちなみにこの時の衣装はYちゃんが制作。
彼女には、ほんと色々協力してもらいました。THOGOソロ活動の唯一のパートナー。
そんなこんなで、更にソロ活動の『味』を占めた自分は、ガンガンばく進します！！
俺独りで、どーにでもなるじゃん！！バンドより楽しいじゃん！！
痛々しい勘違いが暴走した状態は止まりません！！！
続く。。。
■イベントのお知らせ
2012年
1月27日(金)
◎THOGOオフ会＠新宿
└ノープラン。集まった皆で何かを生み出して、育てて行こう！という『ミーティングイベント』です。飲食しながらトークを中心にグダグダ過ごします。たまに映像や音楽も。もちろん質問は何でも受け付けます。初見さん大歓迎！楽しい夜を過ごしましょうッ！★
※詳細はコチラをご覧ください。
★お読みいただきありがとうございます！
是非とも読者登録／アメンバー申請 宜しくお願い致します。
※エグい・キワどい内容に関しては【アメンバー限定公開】にします。
★80年代バンドブーム(ホコ天・イカ天)／90年代V系(ヴィジュアル系)浸りだったTHOGOとはこんな人物。
★特別連載『悪徳ライブイベンター(アメンバー限定)』の記事はコチラ
★バンドに目覚めた頃(13～16歳)の話はコチラ
★地元でのインディーズ活動(17～18歳)の話はコチラ