かわいい女子中学生や女子高校生たちが、

大人たちのエゴによって、信じられないくらい

高い空間線量の中を走らされる・・・。


明日、そんな悲劇が起こります。


この女のコたちが、将来、病気になったり、

子供を産めなくなったり、あるいは、子供に

何らかの障害があっても、駅伝を走らせた

大人たちは、一切、その責任を負いません。


理由は、「病気になっても自己責任」という

承諾書にサインさせたために、主催者は免責!

選手が勝手に走り、勝手に病気になったという

扱いになったので、知らぬ存ぜぬを貫けます!


本当にクソみたいな大人です!


僕はどんなに腐ったとしても、女子中学生や

女子高校生の健康を脅かすようなことを堂々と

やるような人間にはなりたくないと思いますが、

見て見ぬフリをするのも、ダメな大人です!


「これから、かわいい女子高生の皆さんに

地雷原を走ってもらいます。どこにどれだけ

地雷があるかは知りませんが、万が一の時は

死んでください。我々は関係ありませんから。」


そんな駅伝大会が開催されようとしているのに、

黙って見ているなんて、推進しているのと同じ!

何か一つでもアクションを起こす必要があります。

僕にできることって、一体、何でしょうか?


いろいろ考えましたが、一人でたくさん電話を

かけるよりも、せっかくパワーブロガーなので、

多くの方々に現実を知っていただき、この問題を

考えていただくことではないかと思いました。


ブログに書くだけなんて、オマエの自己満足だと

よく批判をいただくのですが、僕のブログは非常に

多くの方に読んでいただいていますし、Twitterは

深夜でも1分1個ペースでリツイートしていただき、

光の速さで多くの方々に広まっているので・・・、


福島テレビのお客様センターに

クレームの電話をかけまくるよりも

100万倍、戦略的だと思います!


僕のペンごときで、果たして、何人の皆さんに

考えてもらえるかは分からないですけれども、

みんなが少しずつやれば、大きくなる!


やったろやないか!!


ということで、「東日本女子駅伝」の舞台となる

福島県福島市に乗り込み、計測してまいりました。


チダイズム ~福島第一原発事故の真実&最新情報~-SOM090


まず、コースの空間線量を計測していく前に、

皆さんに確認しておきたいことがあります。


もし、この駅伝が、福島市内ではなく、原発の

20km圏内、一般人が立入禁止になっている

エリアで開催されると言われた時には、皆さん、

ちゃんと反対してくれるでしょうか?


福島市内と言うから、「復興」みたいなことを

考えるかもしれませんが、福島第一原発の

すぐ近くでやるのは、さすがに頭がおかしい。

これは皆さんも、そう思ってくれますよね?


半径20km圏内、原発作業員の人たち以外は

立入禁止となっている「Jヴィレッジ」のあたりで

女子中学生や女子高校生が走ると言った時は、

何が何でも、開催を阻止しなければならない。


「それは、さすがに中止だろ!」


誰もがそう思うと思いますので、参考までに、

僕がいわき市から北上し、Jヴィレッジの前の

立入禁止ゾーンに行ってきた時の写真を・・・。


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この検問の向こう側が、立入禁止の場所。

こんな場所を車で走ったのは、僕か原発から

やってきたトラックだけでしたが、参考までに、

この「Jヴィレッジ」の目の前の放射線量は・・・。


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0.91マイクロシーベルト。


「危ないから、これ以上先に行っては

いけません」と言われているギリギリの場所の

数値が、空間線量で0.91マイクロシーベルト。


駅伝を走るなんて、もってのほかであり、

ただ立ち入るだけで警察に怒られる場所!


これを踏まえていただいた上で、このたびの

東日本女子駅伝のコースは、どれくらいの

空間線量になっているかという話ですが・・・。


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駅伝のスタート地点である

信夫ヶ丘競技場の放射線量、

1.23マイクロシーベルト。


そうです。半径20km圏内の規制線の内側と

同じぐらいの数値の場所からスタートします!


第1区を走る女のコが、これから妊娠や出産の

可能性がある若い女のコであることは、もちろん

言うまでもありません。


そして、スタートがコレなもんで、ここから先は

さらに驚くべき空間線量の中を走ることになる。



<第1区>


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最初の国道4号線の交差点。

0.91マイクロシーベルト。


信夫ヶ丘競技場を出発して、約400mほどで、

さっそく国道4号線に出るのですが、選手たちが

最初に左折する交差点の放射線量です。


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国道4号・松山町付近。

0.99マイクロシーベルト。


僕が計測しているのは、すべて地上1mの

空間線量です。地面に近づければ、当然、

数値はあっさりと高くなります。


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同じ場所の地表5cmだと、

1.90マイクロシーベルト。


これは、道路に面した花壇のようになっている

場所なんですが、土に近づけるだけで驚くほど

数値が高くなります。土壌は完全にアウトです。

改めて言いますが、こういう場所を女性が走る。

しかも、ほとんどの選手が未成年です。


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国道4号・岩谷下付近。

1.47マイクロシーベルト。


こんなに高い数値の高い場所を未成年の

女子たちが走っていいわけないじゃない!


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福島日赤病院の前。

1.29マイクロシーベルト。


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福島競馬場の前。

1.41マイクロシーベルト。


参考までに言いますと、今年の福島競馬は

放射能の影響で中止になっているんです。

お馬さんのために、芝が全部張り替えられて、

完全な除染が終わるまで、中止になりました。


お馬さんは、数千万円で取引されているから、

万が一のことがあっては困ると中止になっても、

人間の女性が走るレースは、中止にならない!


駅伝選手は家畜以下!


はっきり言って、福島の人たちのモラルを

疑いますよ。競馬すら中止になっているのに、

どこに人間でレースをするアホがいますか?


ここにいるんですけど。


そして、皆さんお気づきかと思いますが、

さっきからずっと、原発20km圏内の中を

走っているのと、ほとんど変わらない数値です。

実は、福島市の市街地は非常に危険なのです。


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国道4号線を右折する所。

1.38マイクロシーベルト。


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福島NTT前。

1.21マイクロシーベルト。


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福島大学附属小学校前。

1.00マイクロシーベルト。


こんなに高い数値の場所で、今も小学生が

勉強しているかと思うと、早急に疎開などの

対策が必要だと思います。福島の人たちは、

この現実に目を瞑って、駅伝で盛り上がってる

場合じゃないと思うんですが・・・。


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福島市街地・稲荷神社前。

0.95マイクロシーベルト。


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福島県庁前。

1.21マイクロシーベルト。


福島県庁で働いている人たちは、毎日のように、

尋常じゃない高線量被曝を続けているのですが、

自分だけ被曝するのがイヤだから、住民も含め、

「安全だ」と言って、避難させないのでしょうか。


県庁ごと避難が必要!


県庁で働く人たちも逃げていいから、近隣に住む

住民も逃がしてあげてほしいと思うんですけどね。


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第1中継所の空間放射線量。

0.93マイクロシーベルト。


ご覧のように、ほとんどの場所で高い数値を

記録しています。ほぼすべてのエリアで終始、

1.0マイクロシーベルトを超えていましたし、

下回るところでも、0.90マイクロシーベルト。

走る距離も長いので、特に第1区は心配です。



<第2区>


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第1中継所の空間放射線量。

0.93マイクロシーベルト。


こんなに数値の高い場所で、1区を走る人から

タスキが来るのを待ち続けるのが、第2区です。


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国道115号線・コジマ電機前。

0.69マイクロシーベルト。


実は、第2区の人も、なかなかの高線量の中を

走らなければなりません。ひたすら直線を走る

第2区ですが、放射線量も、ほぼ一直線。


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あづま脳神経外科前。

0.55マイクロシーベルト。


ここが唯一、放射線量が比較的低い場所。

これで低いと言うんですから、よっぽどです。


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板倉病院前。

0.63マイクロシーベルト。


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ファミリーマート福島成川店前。

0.73マイクロシーベルト。


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第2中継所の空間放射線量。

0.67マイクロシーベルト。


このように、第2区のコースでは、ほぼ全域で

0.6マイクロシーベルトを超えていました。


この0.6マイクロシーベルトという数字ですが、

チェルノブイリ事故で言えば、すべて避難対象。

みんなが逃げて、誰もいなくなった村の真ん中を

走るのと同じようなものです。ここを未成年の

女性が走るかもしれないとは、恐ろしいです。

しかし、もっと恐ろしいことが、この後・・・。



<第3区>


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第2中継所の空間放射線量。

0.67マイクロシーベルト。


なんと、恐ろしいことに、ここからの第3区は、

「中学生ランナー」が走ることが確定しており、

最年少は13歳、最年長でも15歳の女のコが

ここから先を走ることになります!


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国道115号・堰端付近。

0.53マイクロシーベルト。


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国道115号・猫田付近。

0.51マイクロシーベルト。


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国道115号・竹ノ内北付近。

0.52マイクロシーベルト。


第3区の中学生が走るのは3000mですが、

ほぼ0.5マイクロシーベルト前後のエリア。


第1区があまりにも高すぎるので、「これくらい

大丈夫なんじゃない?」と思えそうですけど、

人工放射線核種で、これほど被曝する場所は

この地球上に、福島とチェルノブイリぐらいです。


よく「レントゲン1回分」などと例えられますが、

セシウムやストロンチウムは体内に残ってしまい、

人間の人生においては、半永久的と言えるほど

長い期間、被曝させます。これがレントゲンとは

大きく異なるところ。


そんなものを中学生がモリモリ吸っちゃうのは、

どう考えても避けた方がいいのですが、大人の

エゴによる犠牲者は、女子中学生たちです。


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第3中継所の空間放射線量。

0.29マイクロシーベルト。


この駅伝の中で、最も空間線量が低いのは、

第3中継所のあたりでした。ここなら、安全とは

言いきれませんが、他の場所よりナンボもマシ!


もし、コース全体の放射線量がこれくらいなら、

こんなに大騒ぎしなかったかもしれませんけど、

ここから先の第4区も、第5区も、これ以下に

なることはありません。ここが一番低いから!


よって、中止するべき!


・・・なのですが、残念ながら決行されるでしょう。

「福島は安全だ」と言うためのゴリ押しだから。

大会の関係者たちは、マジで鬼畜だと思います。


駅伝をやるのは自分たちなのに、「文句は全部

東京電力に言ってくれ」と言ってましたからね。


中学生にタバコ1本も吸わせないのが大人の

やることなのに、これほどの毒を吸わせまくる。

これは福島の応援ではありません。これだけの

放射能をばら撒いても、中学生が駅伝をできる!

もはや、東京電力の応援でしょう。