久しぶりの更新です。



色々とご心配頂きありがとうございます。
僕は生きてます(笑)




5日の日本プロ野球合同トライアウトの翌日にあるチームから大変ありがたいお話を頂きずっと考えていました。僕の経験やパフォーマンスがチームにそしてこれからの野球人達に必要だと言って下さりとても心動きました。しかし悩んだ挙げ結果、「迷っている自分がいると言う事は素直に動けない」と、感じた上、あまり引っ張るのもご迷惑をおかけする事になるので条件を聞く前にお断りしてしまいました。保険と言う形でも良い、と熱く仰ってくれたのですが、自分の気持ちが揺れたままでの判断では大義は成し得ない上に迷惑を掛ける事に成ると苦渋の決断でした。本当に声をかけて頂き、また僕の生き方経験をとても理解して下さった事、素直にとても嬉しかったです。正直、めちゃくちゃ迷ってしまいました。(やっぱり弱い男です)それでも自分の生き方、目標を変える事が出来なかったです。

あきらめの悪いヤツだと思われるかと思いますが、そもそも「諦める」というモノサシを持っておりません。プロ野球選手という儚い職業をここまでやって来たわけですからイバラの道は覚悟の上です。それに「プロ」だろうが「アマチュア」だろうが「浪人」だろうがそんな肩書きで僕は生きていません。アスリートでありまだまだ現役のプレーヤーですから胸を張って前進する事を決断しました。高みを目指して精進あるのみです。死ぬまで勉強です。保証なんてありません。あるのはとても貴重な時間と自分の意志、それから支えてくれる人たちの存在です。それだけでも十分幸せな事です。

NPBもKBLもFA市場はまだ落ち着いていないので「右の先発」が必要となるかもしれません。更なる状況変化を待ちたいと思います。その準備を続けます。生活もあるのでアルバイトも再開しました。出張野球教室でのコーチの仕事も延長して続けます。宣伝宜しくお願いします!(*゚▽゚)ノ

国内外でのプロ野球、選手、裏方ととても貴重な経験をする中で「この経験を伝える仕事をしたい」とも思う様になって来ました。それも出来る限り現役選手として。10年前の自分が必要としていたモノ、思いや情熱を自らのプレーで伝えたいと、感じながら各国のプロ野球の現場で勉強して来ました。球場の作りや地域に取っての価値、運営スタイル、監督コーチの指導方法やあらゆる国のあらゆる技術。日本では駄目だと言われた事が海外では技術として生きていました。7月に帰国して色々な方と出会い、自分の将来のビジョンが見えて来たのも確かです。ただ、そんな思いが強くなればなるほど「今」あるこの瞬間を懸命に生きたいと思うのです。それが自分に与えられた時間。使命だと誇りを持っています。

こんな試練に恵まれた事に心から感謝しています。




2011年はメジャーに手が届く所まできたり、予期せぬトラブルに巻き込まれたり、手術をしたりと試練続きのシーズンになりました。僕は試されたようです。多くを失い多くを学びました。それでも前進してこれたのは応援して下さる皆さんが元気を、勇気を下さったおかげです。心から感謝しています。ありがとうございました。今年も本気で生きました。本気で協力してくれる人たちに出会いました。今年も野球が素晴しい出会いをくれました。「人生にゴールはない。常にスタートラインに立って前をみよう」来年は良いスタートが切れますように!

熟々とまとまりの無い日記をいつも気にかけて読んで下さった皆様。ありがとうございました。
本年もありがとうございました!

$コビーが行く!!






良いお年をお迎えください。

小林亮寛









o(・∀・)o 「ざぁぁぁっす!」