違うと思うけど
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20111110-861342.html
僕は、大石選手は大学時代と何も変わっていないと思いますよ。
最速155キロは神宮球場で出した数字です。
しかも数球しか投げていないでしょう。
神宮は、右投手が引っ掛けたボールなんかは異常な数字が出る球場です。
これは神宮球場に詳しい人であれば、知っている事だと思うんだけどね。
神宮のスピードガンは普通の球場より4,5キロ速い数字が出ます。
ですから150キロを出したとしても他球場では145キロ位だと思った方が良い。
これはプロ野球選手だったら知っていることで、ここで数字を出しても
誰も信用していません。
逆にここで140出せないと落ち込むって言いますし。
大石君は今年一年、周囲から数字が出ないと言われて悪循環に陥っていると思います。
出ないって言われれば、力んで故障もするし、フォームも崩れます。
良いことなんか一つもありません。
元々彼はキレと勢いで勝負するタイプです。
例え140キロ出なくても、打者が詰まるところが彼の長所です。
テンポが良いのも特徴ですね。
逆に長いイニングになると集中力が持たないところもあります。
だから適性はリリーフでしょう。
先発するんだったら、僕なら野手に転向させますけどね。
おそらく彼は戸惑っていると思います。
「もともとそんなスピードなんか出ていないのに・・・」と。
スタッフは一度真剣に本人の話を聞いた方が良いかも知れませんよ。
周囲の評価が違った方向に言っている事が悲劇です。
これは今年入団する大学出身の投手にも当てはまります。
常にマックス何キロ等を基準にしていたら、選手はつぶれますよ。
これはスカウトさんが、しっかりと説明フォローしないといけないでしょうね。
もっと言えばスピードガンを基準にしない方が良いかもしれません。