<牛の涙> | 地球防衛軍 日月塾ブログ
2010-04-22 22:56:20

<牛の涙>

テーマ:食について

おはようございます


昨日はブログの更新も休んで ゆっくりと休養しました


今日の内容は 最近見つけた ヨガナンダさんのページからの引用です


私は 「牛の涙」を見てから 「肉」を食べるのをやめました


じっくりと読んでください




~引用開始~






その絵本の帯に、一人の名もない主婦のメッセージが書かれていた。


「朗読を聞いて、うちのムスメが食事を残さなくなりました」絵本に「坂本さん」という人が登場する。実在の人物である。


坂本さんの職場では毎日毎日たくさんの牛が殺され、その肉が市場に卸されている。牛を殺すとき、牛と目が合う。そのたびに坂本さんは、「いつかこの仕事をやめよう」と思っていた。




ある日の夕方、牛を荷台に乗せた一台のトラックがやってきた。「明日の牛か・・・」と坂本さんは思った。しかしいつまで経っても荷台から牛が降りてこない。不思議に思ってのぞいてみると、10歳ぐらいの女の子が、牛のお腹をさすりながら何かを話しかけている。




その声が聞こえてきた。「みいちゃん、ごめんねぇ。みいちゃん、ごめんねぇ・・・」坂本さんは思った、「見なきゃよかった」女の子のおじいちゃんが坂本さんに頭を下げた。


「みいちゃんはこの子と一緒に育てました。だけん、ずっとうちに置いとくつもりでした。ばってん、みいちゃんば売らんと、お正月が来んとです。明日はよろしくお願いします・・・」「もうできん。もうこの仕事はやめよう」と思った坂本さん、明日の仕事を休むことにした。




家に帰ってから、そのことを小学生の息子のしのぶ君に話した。しのぶ君はじっと聞いていた。一緒にお風呂に入ったとき、しのぶ君は父親に言った。「やっぱりお父さんがしてやってよ。心の無か人がしたら牛が苦しむけん」しかし坂本さんは休むと決めていた。翌日学校に行く前に、しのぶ君はもう一度言った。「お父さん、今日は行かなんよ!(行かないといけないよ)」坂本さんの心が揺れた。


そしてしぶしぶと仕事場へと車を走らせた。 牛舎に入った。坂本さんを見ると、他の牛と同じようにみいちゃんも角を下げて威嚇するポーズをとった。




「みいちゃん、ごめんよう。みいちゃんが肉にならないとみんなが困るけん。ごめんよう」と言うと、みいちゃんは坂本さんに首をこすり付けてきた。殺すとき、動いて急所をはずすと牛は苦しむ。坂本さんが「じっとしとけよ、じっとしとけよ」と言うと、みいちゃんは動かなくなった。次の瞬間、みいちゃんの目からは大きな涙が落ちた。牛の涙を坂本さんは初めて見た。




~引用終わり~




**トホカミエミタメ**


かむながらたまちはえませ


ありがとう 感謝


合掌