東葛地域での放射線障害を示唆する具体的な診断結果 | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

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東葛地域での放射線障害を示唆する具体的な診断結果がついに出始めました。高線量地域(柏、三郷、東葛地域周辺)で小学生以下の子ども17人中8人で末梢血リンパ球異常が認められたものの、それ以外の地域では見られないという結果です。これだけの症例数しかないので、放射能との因果関係を医師は断定していませんが、「放射線被曝との関連について検証が必要」との認識を示されています。

[参考]
東葛地域における健康被害の参考に:ベラルーシのブレスト地区とウクライナのナロジチ地区における健康被害
http://2011shinsaichiba.seesaa.net/article/253327026.html

太田光征



診察室からNo1-放射能健康相談.com
http://www.houshanousoudan.com/extra/no1
放射能健康相談.com 診察室より No.1
2012年3月4日 発行

(以下、抜粋)

首都圏で放射能の被曝を心配され、来院した60名以上を診断しました。そして血液検査の結果が出ました。

早川先生や航空機モニタリングを参考に受診者の住む地域をA高線量地域(柏、三郷、東葛地域周辺)とB(それ以外)に分け、年齢によりa(0歳から幼稚園)、b(小学生)、c(それ以上)に分けました。

やはり気になるのは,異型リンパ球です。

柏4歳 柏2歳 三郷2歳 柏2歳 草加4歳(骨髄球も+) 江戸川1歳 台東7歳 野田2歳(異型リンパは無いがリンパ球数10000以上)

Aa+Abの半分、Aaの半分以上 です。 Bにはこのような所見はみられません。
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