自転車持込OK!の上毛電鉄と、桐生周辺の駅散歩♪
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上毛電気鉄道700型電車(じょうもうでんきてつどう700がたでんしゃ)
上毛電気鉄道上毛線の通勤形電車。2両編成8本が在籍。
同線初の冷房車・カルダン駆動車(本ブログ管理者撮影)。
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サイクルトレイン
上毛電気鉄道では、電車運賃のみで車内に自転車を持ち込むことができます。
(持込料無料)
平成15年4月から試験的に実施を行い、平成17年4月から本格的に「サイクルトレイン」の実施を進め、今では年間3万台以上の利用実績があります。
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【サイクルトレインの利用時間】
土・日・祝祭日・学校の夏季休校期間/終日全列車
平日/中央前橋発8:17~終電、西桐生発8:19~終電
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【サイクルトレイン利用時の注意事項】
①自転車は電車の後部に持ち込むこと
②乗車中は自転車が転倒しないように手で押さえること
③多客時には持込を断られる場合もあること
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上毛線では、1990(平成2)年8月1日より東武鉄道から譲り受けた3000系・3050系を300型・350型として使用していたが、吊り掛け駆動方式で保守費用を増大させていたことや著しい老朽化、また冷房が搭載されておらず当時の社会情勢に合っていなかったことから、1998(平成10)年から2000(平成12)年にかけて、京王電鉄から3000系電車(井の頭線用)を譲り受けた。
導入に際しては地元自治体からの補助を受けている。
また、この車両は関東の地方私鉄で唯一、京王3000系から改造されたものである。
(本ブログ管理者撮影)
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上毛電気鉄道株式会社(じょうもうでんきてつどう)
群馬県に1路線を有する鉄道事業者。略称は上電(じょうでん)。
中央前橋駅と西桐生駅を結ぶ鉄道路線(上毛線…↓地図中①)を運営。
筆頭株主は東武鉄道で、他に上信電鉄が大株主となっている。
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上毛線は1990年代後半以降の10年間で乗客が4割減の状況が続いている。
また、大胡駅を最寄りとする群馬県立前橋東商業高等学校(女子校)が、群馬県立前橋商業高等学校と合併のため2008年度をもって閉校し、定期旅客収入の中核である通学利用が減ると見込まれている。
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未だに残存…鋏で検札!
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西桐生駅(にしきりゅうえき)
群馬県桐生市宮前町二丁目にある上毛電気鉄道上毛線の駅。
(中央前橋起点25.4km地点…↑地図中②)
直営駅であるが、早朝と深夜は駅員無配置となる。
朝以外は列車の交互発着が無いため、ほとんどの列車は北側(1番線)のホームから発着・・・・・
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1928年(昭和3年)11月10日 - 開業。
2005年(平成17年)12月26日 - 国の登録有形文化財に登録される。
開業当時からの駅舎で、マンサード屋根の洋風建築の建物になっている。
そのため、1998年(平成10年)には第2回 関東の駅百選に選ばれている。
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東武鉄道の200系電車と8000系電車の並び…(本ブログ管理者撮影)
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赤城駅(あかぎえき)
群馬県みどり市大間々町大間々にある、上毛電気鉄道と東武鉄道の駅。
キロ程/上毛線19.6km(中央前橋起点)、東武桐生線20.3km(太田起点)
共同使用駅、有人駅(管理は上毛電気鉄道)
駅舎内には待合室や売店が設置されている(↑地図中③)。
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改札内は両社共通で、駅舎と各ホーム間は構内踏切により連絡している。
東武桐生線と上毛電気鉄道上毛線は構内で線路が接続されており、かつては貨車の授受のほか、旅客列車の直通も行われた時期もある。
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特急「りょうもう」の大半の列車は当駅を始発・終着としている。
夜間は東武線ホームに普通列車用8000系2本、かつての貨物列車用設備を転用した留置線と引き上げ線に「りょうもう」用200・250系が3本夜間滞泊。
東武鉄道ホームには、運転士に出発信号機が開通したことを知らせるメロディとして童謡「森のくまさん」が流れる(列車発車後も信号の現示が赤に変わるまで流れる)。
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1928年(昭和3年)11月10日 - 上毛電気鉄道の駅として開業。
当時の駅名は新大間々駅(しんおおままえき)。
1932年(昭和7年)3月18日 - 東武桐生線が延伸、東武新大間々駅開業。
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1958年(昭和33年)11月1日 - 1957年(昭和32年)の赤城登山鉄道(1968=昭和43年6月1日に廃線)の開業に伴い赤城駅と改称。
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新桐生駅(↑地図中④)と
旧市街を結ぶメインストリートに架かる錦桜橋(↑地図中⑤)南側・・・
(本ブログ管理者撮影)
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新桐生駅(しんきりゅうえき)
群馬県桐生市広沢町一丁目にある東武鉄道桐生線の駅。
(太田起点14.6km地点)
東武鉄道における桐生市の玄関駅で、特急「りょうもう」の停車駅。
(2007年度平均乗降人員2,220人/日)
1913年(大正2年)3月19日開業。
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錦桜橋(きんおうばし)
群馬県桐生市の渡良瀬川に架かる群馬県道68号桐生伊勢崎線の橋。
桐生市の目抜き通りである錦町通りと、新桐生駅に通じる桜木町通りを結ぶ幹線橋梁であり、市内交通の要衝となっている。
錦桜橋の開通以前は、錦町と桜木町の間にあった「後谷の渡し」(渡船)が使われていた。
1913年(大正2年)の東武鉄道開通にあわせて、桐生市中心部と東武桐生線の新桐生駅を結ぶ橋として、1915年(大正4年)に初代錦桜橋が完成した。
開通の際、錦町の「錦」と桜木町の「桜」の字を取って「錦桜橋」と名付けられた。
現在の橋は、2005年(平成17年)に架け替え工事が完了した三代目…
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そして、桐生市の玄関・・・桐生駅(地図中⑥)
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桐生駅(きりゅうえき)
群馬県桐生市末広町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・わたらせ渓谷鐵道の駅
両社の共同使用駅であり、JR東日本の管轄駅(群馬県内のJR最東端駅)。
(2010年度平均乗降客数7362人/日)
(両毛線「小山」起点52.9km地点の駅)
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みどりの窓口(営業時間 6:00 - 20:00)、自動券売機(指定席券売機も含む)、自動改札機、自動精算機、エレベーター、エスカレータ設置(わたらせ渓谷鐵道の乗車券は、JRの自動券売機にて購入)。
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Suicaは両毛線に乗車する場合に限って利用が可能である。
よって、わたらせ渓谷鐵道ではSuicaは利用できない(改札入場前に券売機で普通乗車券に換えた場合を除く)。
万が一、Suicaで入場し乗車した場合は下車駅または車内で現金精算および後でSuica対応駅で出場処理が必要となる。
両毛線とわたらせ渓谷鐵道を改札を出ずにSuicaで直接乗り換えるときは、1番線ホームに設置してある簡易Suica改札機にタッチして乗り換える必要がある。
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1888年(明治21年)11月15日:両毛鉄道の駅として開業
1911年(明治44年)4月15日:足尾鉄道(後の国鉄足尾線
→現在のわたらせ渓谷鐵道)が開業。
1978年(昭和53年)10月2日:貨物扱い廃止。
1985年(昭和60年)10月16日:高架化。三代目駅舎(現駅舎)完成。
1989年(平成元年)3月29日:足尾線をわたらせ渓谷鐵道に転換
2000年(平成12年)9月:自動改札機稼動開始。
2001年(平成13年)11月18日:Suica供用開始。
2002年(平成14年):エレベーター設置。
2008年(平成20年)2月27日:ホーム嵩上工事完了。
2011年(平成23年)6月15日:発車メロディが「木々の目覚めV2」から「八木節」に変更