iPhone 4でSiriがサポートされないハードウェア的な理由 | GoGo! Machead!

iPhone 4でSiriがサポートされないハードウェア的な理由

CNET Japanより
http://japan.cnet.com/news/service/35013769/

iPhone 4Sの新機能として搭載された音声アシスタントSiriはユーザーが発した音声の内容を
クラウド上にあるSiriサーバーに送信して結果をiPhoneに返す単純な機能でハッカーがSiriで使っている
プロトコルを解析してiPhone 4S以外でも利用できる事が分かっています。

にも関わらず、iPhone 4S以外のiOSデバイスでSiriをサポートしない理由はソフトウェアではなく、
ハードウェアに影響がある事がわかりました。

iPhone 4Sに採用されているA5プロセッサはCPUやGPU以外にもさまざまなチップが、
1つのパッケージになっており、その中には音声信号のノイズを除去する機能をAudience社から
ライセンスを受けて搭載しています。

A5プロセッサに搭載されているAudience社のノイズ除去機能はマイクから離れた音声もクリアにする
特徴を持っており、その機能をSiriにデータを渡す際に活用している可能性があるとの事。

iPhone 4に搭載されているA4プロセッサもAudience社のノイズ除去機能を搭載しているのですが、
マイクに近づいた音声のノイズ除去しかできなく、AppleがSiriで満足できるレベルの結果を返す事が
できないと判断して、Siriの搭載が見送られたという見方もできますね。

ただ、このハードウェア的な理由だけでAppleがSiriの搭載を見送ったと断定はできません。
もしかすると戦略的にiPhone 4SとiPhone 4の機能的な優劣をつけるために意図的に省いた
という予想もできます。
過去のAppleの新製品登場時の機能優劣を見ていくと戦略的な省略というのが強いでしょうね。

しかし、iPhone 4SとiPhone 4でSiriの結果が異なるのはハード的に証明されたのは確かですね。


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