ローザンヌで優勝した菅井円加さんを分析! | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

ローザンヌで優勝した菅井円加さんを分析!

FM「Oh!Happy Morning」
今朝、番組で話した内容をコンパクトにご紹介します!

今日のテーマ:
菅井円加さんが優勝!
子供の才能を育てるには、どうすればいいのか?



ローザンヌ国際バレエコンクールで、菅井円加さんが優勝しましたね。

このところ、芸術の分野で、日本人の若者の躍進が目立ちます。

広島市出身の萩原麻未さんは、若手音楽家の登竜門として知られる「ジュネーブ国際音楽コンクール」のピアノ部門で優勝しました。



最近、日本人が芸術の分野で躍進しているのは偶然ではないと思います。

これは、高度経済成長の恩恵でしょう。

昔から、芸術は、経済が発展してから3代で花開くといわれています。

菅井円加さんのおじいちゃん・おばあちゃんの時代に経済が発展。

そして、お父さん・お母さんの時代に経済が成熟。

そして、孫の円加さんの代で文化が花開いたということです。
 


では、どんな子どもが世界に通用する才能を持っているのでしょうか。

人間の知的能力は、平均すると55%が遺伝だということが分かっています。

双子の研究などで解明されました。

世界に通用する天才的な才能は、もっと遺伝の割合が大きいと言われています。



おすすめは、両親が得意なことを、ひと通り、子どもに試させることです。

ダンス・楽器・歌・サッカー・野球・フィギュアスケート・・・。

しばらくやらせて、才能が感じられなければ、他のことをやらすのがいいでしょう。

分野にもよりますが、だいたい、専門家が見れば、半年ほどで、才能が分かるそうです。



ただし、お金がかかりますね。

やっぱり、政府や社会のバックアップが必要です。



経済が低迷した影響で、日本もいずれは文化も衰退傾向になることが懸念されます。

三代で花開いても、三代で枯れてしまうということ。

今の間に揺るぎない地位を確立しないといけません。