今年もビブリオポリは今年の古楽フェスティヴァル<山梨>に出店させていただきます。
そこで、古楽フェスティバルについては、まだご存じない方もいらっしゃるようなので、少しお話しさせてもらいます。
古楽フェスティヴァル<山梨>は、毎年4月末から5月初めの週末に開催されていて、催しの一環として古楽コンクールも行われています。
今年の開催は4/28(土) ~ 4/30(月・祝)の3日間です。
場所は山梨県の甲府市です。
古楽コンクールは4/29(日)に予選、翌4/30(月・祝)に本選が行われます。
古楽コンクールは1年ごとに、鍵盤楽器およびアンサンブル部門と、バロックの旋律楽器・リュート属・声楽部門が交互に行われています。
昨年は震災の影響で残念ながら中止になってしまいましたが、今年は独唱とチェンバロ部門がエントリー対象です。
一昨年のコンクールには全部で50名程の方が出場されました。
予選は午前10時に始まって、何度か休憩を挟みますが、夜8時頃まで続きました。
私たち一般聴衆は、出場者が交代する時に出たり入ったりできますが、審査員の方々にはずっと聴き通しなので、非常にお疲れになるでしょうね。
国際コンクールなので、最近では海外からの出場者も増えてきていますね。
コンクールで会場では数台のチェンバロが用意されていました。(使用するチェンバロは出場者の方が選択できるようですが、ここについてはよくわかりません)
私たち業者関連はコンクール会場とは別のところに出店スペースを設けていただいています。
出店スペースには、毎年応募対象に合わせて古楽器製作家の方たちがたくさんの楽器を持ってこられているので、様々な楽器に触れられることが出来ます。
私も個人的に毎年楽しみにしています。
特に今年のようにコンクールがチェンバロ部門の時は、普段目にすることのできないチェンバロを一堂に弾き比べができるので、チェンバロ好きの方には見逃せないイベントではないでしょうか。
コンクール出場者の方が練習に来られたり、プロの演奏家の方々もお見えになります。
また、デモンストレーションでミニコンサートもありますよ。
その他にもなかなか手に入りずらい古楽のCDや楽譜なども販売されています。
デモンストレーション等、スケジュールの詳細は古楽コンクールのHPに掲載されていますので、こちらをご覧ください。
http://homepage2.nifty.com/eterna/jp/index.html
まだまだ説明しきれない部分がたくさんありますが、少しだけ分かっていただけたでしょうか。
ぜひ、甲府の街に沢山の方のご来場をお待ちしています。
古楽譜とビブリオアートのビブリオポリ → http://www.bibliopoly.co.jp/