批判を承知であえて書いてみる | 第4セクターの乗りバス・乗船日記

第4セクターの乗りバス・乗船日記

大型時刻表に掲載されている、全ての地上・海上を走る乗り物の完乗を目指している第4セクターの記録です。

第4セクターへの質問・問い合わせ・意見などは、
dai4sekuta@gmail.com まで。

コメント・メールの返信が、大幅に遅れて申し訳ありません。

明日は定時で帰れそうなので、明日まとめて返信したいと思います。


で、本日のお題なんですが、これを書くと、いろんなところから叩かれそうですが、あえて書いてみたいと思います。

先ずは、デーリー東北の記事 から。


8日午前6時25分ごろ、二戸市浄法寺町五庵、東北縦貫自動車道八戸線の下り車線を走行していた、南部バス(八戸市)運行の高速ツアーバスのエンジンルーム付近から出火。エンジンルームや座席の一部などを焼き、約1時間20分後に鎮火した。乗客19人と乗務員2人の計21人が乗っていたが、けが人はなかった。バスは7日夜に千葉県浦安市の東京ディズニーランドを出発、八戸市内などを経由して三沢駅に向かう途中だった。
 二戸署によると、現場は八戸道浄法寺インターチェンジから南に約5キロ付近。車内で異常を知らせる警報が鳴り、運転手がミラーで後方を確認したところ、車両後部のエンジンルームから煙が出ているのに気づいた。
 運転手は路側帯にバスを停車させ、乗客を避難誘導した。同社は乗客をタクシーで個別に代替輸送し、レッカー車でバスを同社八戸営業所へけん引した。
 同社によると、高速ツアーバスは大阪市内の旅行会社が企画し、南部バスが運行を担当。車体は1999年式で、出発前の点検では異常は確認されず、以前もトラブルはなかったという。
 同社の高橋学営業本部長は「お客さまには大変申し訳ない。警察や消防などと原因を調べ、再発防止に努めたい」


記事を見ると、南部バス運行のウィラーエクスプレスフロンティア車が炎上したということなんでしょう。

で、この手の記事で、自分がいつも書くことなんですが、催行元、つまりウィラートラベルのサイトに、こちらの事象が書いてい無いと言うことは、どういうことなのかと・・・

運行会社の南部バスのサイトには、早々にお詫び文がアップされていますが、いつもの如くというのか、都市間ツアーバスの催行元のウィラートラベルpのサイトには、一切このようなことがありました的な文章がないんですよね・・・

ウィラーの名前で、旅行として販売しているわけですから、このようなことがありました的な文章があってもよいのではないかと思うのですよね・・・

っと、このことは、都市間ツアーバスを催行している、各社に言えることなんですけどね。


で、もう一つ書いておきたいのですが、今回の事故に関して、ネットを見ていますと、都市間ツアーバスだからとか、路線高速バスを裏切った南部バスの自業自得だとか、とんでもない意見が散見されます。

今回の事故に関しては、経年車を使用せざるおえない、地方バス会社では、ありえる事故ではないでしょうか?


しっかり整備していても、あくまでバスは機械ですから、経年が経てば故障のリスクも上がっていきます。


計画的に新車に代替できればよいのでしょうが、そうも言ってられない事情がある会社もあるのではないでしょうか?

今回の事故に関しては、都市間ツアーバスだからとか路線バスだからとか、そんなくだらない枝葉末節な議論が必要なのか、第4セクターは疑問に感じているんですよね。

それよりも、エンジンルーム内の温度センサー設置とか、エンジン火災時の自動消化装置を設置するとか、火災時の避難誘導のマニュアルがあるのかとか、そういったところを我々ヲタは議論するべきではないでしょうか?


以前、あるセミナーに参加したとき、とある大学の准教授が

「マニアの方は、感情論に走って、数字で物事を言わないから、扱いづらい」

と言われました。

まあ、確かに第4セクターも言われているように、感情論に走ってしまう、ヲタなんですけどww


火災事故は、対応を誤れば、人命に関わる事故なので、鉄道・航空機のような事故調査委員会のような、独立機関の調査が必要な感じもしますね。