福島でセシウム降下量が急上昇している | イージー・ゴーイング 山川健一

福島でセシウム降下量が急上昇している

1月6日の夜、このブログを書いてます。
確認がとれているわけではないが、どうも東電福島第一の様子がおかしい。武田邦彦氏も「緊急速報」を出している。福島市のセシウム降下量が、1月2日に昨年4月なみ(4月は福島からのデータはないので、茨城県北部のデータを参照)になっている。

4号機の具合が悪いのではないかとか、いや1号機だとかいろいろな説があるが、いずれにせよ警戒しなければならないだろう。武田先生も「この量が続けば3月、4月と同じだから一時避難しなければならない」とブログに書いている。なるべく外出しないこと。やむを得ない場合はマスク。

他にも千葉縁の稲毛で2011/12/26 から 2012/1/4、こんな数値が観測されている。→ http://www.jcac.or.jp/lib/senryo_lib/taiki_kouka.pdf

さらに、ぼくもツイッターでフォローしている現場で復旧作業している @Happy20790 さんのツィートが1月1日以降途絶えている。非常に心配である。

原発事故はイデオロギーの問題や方法論の差異の問題以前に、「生命の問題」である。相変わらず、こんなに重要な事柄をテレビや新聞は伝えない。本当に3月4月なみのセシウムが降っているなら、政府や経産省や東電は警告し、それをマスコミが報道しなければならない。そうでない以上、ぼくらは自衛しなければ。

※こんなツイート(@tokaiamaさん)もあります。↓
4号機の核燃料は1年以上経ていても崩壊熱で千度を超えています。セシウムの揮発点(沸点)は670度で燃料棒内部で揮発状態です。これが崩壊すると高層に向かって上昇しセシウムプルームを形成、雨に乗って地上に落下汚染します。再び莫大な内部被曝を起こすでしょう。地元より200キロ圏が危険。

武田邦彦氏のブログ です。↓
「緊急速報 セシウム降下と4号機」データは文科省の正式報告であり、値は1日で252メガベクレル(1平方キロメートルあたり)だから、十分に警告を出して良いレベルだ。(by 武田邦彦氏)→ http://bit.ly/xHUEEM