今日は4日勤務ラストですが、口内炎で口の中が痛いです。なのにちゃんこ鍋食べすぎました。

 

私は「タイガー&ドラゴン」以来なかなかハマるドラマと出会えないですが、「科捜研の女」で沢口靖子さん扮する榊マリコや「京都地検の女」で名取裕子さん扮する鶴丸あやの強さとしなやかさを兼ね備えたかっこいい女性が好きです。

 

二人とも「なぜこのような事件が起きたか」を冷静に判断し、ときには周囲を振り回すこともしますが、一生懸命にそれを取り組む姿勢に頭が下がります。それは私が一番欠けていることです。

 

この二人を超えるグレートな女性が朝ドラ「カーネーション」の主人公糸子と彼女の三人の娘優子・直子・聡子です。

 

物語はデザイナーのコシノヒロコ・ジュンコ・ミチコ三姉妹の母小篠綾子さんがモデルとなっており、岸和田で生まれた彼女はだんじりのような走ったら止まらない猪突猛進の女の子でしたが、ミシンと出会い(「ミシンはうちにとってのだんじりや!!」というセリフがポイント)呉服屋経営の父親と対立したり女性差別と闘いながら自分の名前をつけた洋装店を始めます。3人の娘が生まれますが、父親は大やけどでなくなり、ご主人も戦争で亡くなります。戦争が終わり、シングルマザーとして3人の娘を育て、3人の娘たちは世界を代表するデザイナーになります。

 

特に川崎亜沙美さん扮するコシノジュンコのモデルでもある直子がはまり役とも言われています。彼女も岸和田出身です。

 

以前私は「子供の頃漫画家になりたかった」とブログに書いたけどその思いは42歳になる今も変わっていません。ケータイの待ち受け画面は自分が描いた白いタキシード姿の桑田さんの似顔絵をスキャナーに取り込んでケータイに送った物です。

 

私は岐阜市在住で、山本寛斉さんの出身地でもあります。彼を子供のころから知っていると言う利用者さんのお話も聞いたことがあります。寛斉さんはコシノジュンコさんの弟子でもあります。

 

私が中学生の時は子供の数が多かったので、高校に行くのも競争でした。職業科の高校もレベルが高かったです。女の子の中には被服やデザインの学科の高校が人気がありました。中には親の反対を押し切って服飾デザイン科の高校に行った子もいました。

 

バブルがはじけてからはたくさんあった縫製工場は少なくなり、工場も中国からの研修生を雇うところも出ました。

 

お恥ずかしい話ですが、私は中学で勉強を挫折し、公立の高校も行けませんでした。家政科のある公立の高校はレベルが高く、家政科だと苦手な裁縫の授業もあるので、料理一本だけの勉強ができるクラスのある私立の高校に行きましたが、女子高ゆえに校則が厳しく、威圧的な先生とかに反発していました。

 

その反動が社会人になってから出ましたが、むしろ高速の厳しい学校で我慢とかを学んだ経験が今の介護の仕事で生きています。

 

10年前の私は結婚していただけど、目的もなく毎日を過ごしていました。親がうるさいのから逃げるために結婚した私にとって自分を見失うものでした。しかし「カーネーション」の主人公と3人の娘たちは誰が何と言おうとバカにされようと批判をされようと自分を見失うことは決してしない強い人です。

 

三女のミチコさんはエイズで亡くなった友達のために自分の名前を冠したコンドームを作りました。

 

10年前に自分を見失っていたころに呼んだ育児雑誌プチタンファンの投稿コーナーを集めた「読んでくれてありがとう」でご主人が家族に内緒で多額の借金を残して自殺したというカミング・アウト投稿を見て、「どうしたらこのお母さんを救うことができるんだろう?」という疑問を持っていましたが、今の私は「そのお母さんはどうやって立ち直ることができたんだろう?投稿するエネルギーを何かに使えれば」という思いになりました。

 

私は昨年の春の介護福祉士試験を合格しましたが、ケアマネ試験が待っています。何もできないと言うコンプレックスと戦っていた私も介護の仕事をすることで強い人間になることができました。

 

ちなみにカーネーションの話はツイッターで「#球界カーネーション」として私がネタにしましたのでよろしく。

 

明日は休みですが、もしかすると32インチのテレビを購入検討中のでニトリとエイデンに行く予定です。