就職活動において、自分の志望動機は何か
悩む人も多いだろう。

今回は、視点を変えて基本的な人間の
三つの動機(モチベーション)を紹介する。

■三つの動機

①親和動機
 人と良好な関係を築くことでやる気が発生する。

 スポーツでいえば、チームプレー競技だ。
 仲間と一緒になって、ともに苦しみ楽しみながら、
 成果につなげることが好きな人はこれに当てはまる。


②達成動機
 何らかの目標を達成することにやる気が発生する。

 これは、スポーツ全般言えるが、できない技が
 できるようになる、個人で優勝する、
 段を取得するなど、目標を達成することで、
 喜びを感じる人はこれに当てはまる。

 

③パワー動機
 自分の影響力により、相手を従わせることで、
 やる気が発生する。

 スポーツで言えば、司令塔、キャップテン、
 リーダーとなって、メンバーを従わせて、
 人を思い通りに動かすことに喜びを感じる
 人はこれに当てはまる。


上記、全てを感じる人も多いと思うが、
ポイントは三つのうち、どれが一番
モチベーションを感じるかだ。
少し想像してみて欲しい。


さて、想像できただろうか?


その次に、今行きたいと思う業界や
会社、職種において、あなたのそのモチベーションが
満たされそうか想像してみて欲しい。

もし、満たされそうであれば、入社後も安定的に
働き続けることができるだろう。
もし、上記をイメージできる会社情報がなければ、
しっかり説明会等で確認することを
お勧めする。

何故なら、上記を無視して入社すると
喜びが乏しい社会人生活に
なってしまう可能性があるからだ。

もしくは、他のモチベーションを見いだすかだ。
それは、外的報酬だ。
何かというと外的なご褒美にあたる。
給料だったり、会社の安定性、福利厚生などが、
それにあたる。
仕事が辛くても、上記があるから満足というやつだ。
とても、重要な価値観だが、条件交換付なため、
何かを我慢しながら働くという割り切りも
必要といったところだろうか。

ちなみに最初の三つの動機は内的報酬に位置する。
内的報酬とは、自分の心に対するご褒美だ。

仲の良い人と働ける。自分のやりたいことが
やれる。自分が中心になって、周りを
まとめることができる。

いずれも、気持ちの良いものだろう。
何よりも、会社に与えられなくても、
自ら創出できるものである。

是非、様々な動機の視点から、
企業への志望動機も考えて欲しい。

きっと、今以上に視野を広げて就職活動が
できるはずだ。


ブログの中の人:丸山 智士
主な著書(就活本)
※リンク先に面接質問のあるあるがある。

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以上