2月もあっという間に過ぎるし、また3月ともなると、卒業式や異動が各地で執り行われます。
寒い季節に体を小さくする時期もあと少し。
しかし、春の桜咲く季節を前に、親しんだ友人や同僚と別れになる辛い季節を迎えることになります。
よく一期一会といいますが、その出会いをもっとも大切にしてきたのだろうかと考えることもあります。
また明日、会える、明後日も・・・。いつもと変わらず会える・・・・。
そう思って今日まで過ごしてこなかったか。
自分もそうだけど、親しい友人だって、明日、いや、今日どうなるかさえわからない世の中。
もうすぐ1年経つ、あの大震災も、多くの別れと悲しみを生みました。
親しい友人、知人。また家族。。。。
明日も会える、と思っていた矢先におきた大災害。
こんな震災でなくとも、事故や病気で思いもがけなく別れをしなければならない時だってあります。
しかし、人は多くが、いつまでも、いつまでも同じ状態が続くと勘違いして生きています。
物事は移り変わり、変化し、また動いているんだということを考えておかねばなりません。
その移り変わりを、いろんな感情とともに経験し、乗り越えたものだけが味あうことができる、新たな出会いと感動。
次のステージに上がる前には、それなりの苦難が立ちふさがります。
いつも。
その壁に打ちのめされて引き返すか、勇気をもって昇るか、
それは、いつも、自分の心の中。
いままでの臆病な、小さな自分から抜け出すか、抜け出せないか、決めるのも自分。
変化、激動の今を尻込みして動けなければ、あの先にある大きな出会いに遭遇することすらできません。
涙を流したものだけが味合う感動。
それは経験したものしかわからないことかもしれない。
あのすでに渡った勇者が、もうすでにコチラをむいて手招きしているではないか。
「大丈夫だ、きっと上手くいく!!」
そう叫んでいる。
桜満開の出遭いの門をたたくのは、今。
もうすぐその季節。
もう一度、立ち上がろうと思う今日この頃です。
それでは。