一連の報道について今の私の想いを書きます。

 

 四日市市は、『ゆるキャラグランプリ2018』において一切の不正も行っておりませんし、今回の件について何ら問題は無いと考えています。

 

 これは、断言出来ます。

 

 一つ一つ自らの想いを説明をしていきたいと思います。

 

1.今回『ゆるキャラグランプリ』に挑戦した理由は

 

①市民の『こにゅうどうくん』への想い

 

 『こにゅうどうくん』は今年で誕生21年。

 

 これまで、『こにゅうどうくん』は6年間『ゆるキャラグランプリ』に挑戦していました。

 

 そして、年々順位を上げ昨年度はご当地ランキング4位に入賞を果たしました。

 

 しかし、残念ながらベスト3に入ることは出来ませんでした。

 

 実は、今年の挑戦を当初は悩んでいましたが、市民の多くからぜひ『こにゅうどうくんに優勝をさせてあげたい』、『もう一度こにゅうどうくんを応援したい』という声を頂きました。

 

 『こにゅうどうくん』が21年間四日市市のシティプロモーションを担ってきてもらった恩返しがしたいという想いと市民の声が背中を押しました。

 

②四日市市の一体感の醸成

 

 また上記に加えて、私は今回の『ゆるキャラグランプリ』の最後の挑戦を契機に四日市市のまちの一体感の醸成を図りたいと考えました。

 

 31万人の規模になると市が一つになれる機会はなかなかありません。

 

 しかし、市民が共に歩み、方向性や価値観を共有出来る機会があれば、それはまちにとって将来の大きな財産になります。

 

 地方都市が今後生き残っていく上で、地元に対する想いを如何に大きくしていけるかが重要なポイントになると考えています。

 

 そして、四日市市民に愛されてきた『こにゅうどうくん』の力を借り、今までになかった四日市市の一体感の醸成にチャレンジしようと考えました。

 

 まちが一つになれることが、市民の誇りに繋がり、元気都市へと導いていくと確信しています。

 

 こういった①②の理由で、『こにゅうどうくん』の『ゆるキャラグランプリ2018』への最後の挑戦が始まりました。

 

 

2.市役所職員の投票は組織票か

 

 今回の『ゆるキャラグランプリ2018』にて『こにゅうどうくん』の得票は100万票を超えています。

 

 この100万票を超える得票の一票一票は、こにゅうどうくん、そして四日市市を応援する方々の熱い気持ちが詰まった大切なものです。

 

 これは、四日市市の誇りです。

 

 なぜなら、この得票はお金を払って買ったものでもなく、強制的にさせられたものでは無いからです。

 

 全ての票が自らの意思で、こにゅうどうくん、そして四日市市を応援する想いで行動に移した票です。

 

 また、『ゆるキャラグランプリ』の投票は、1メールアドレスにつき1票投票出来るので、一人でいくつものアドレスを持っている方は複数票投票出来ます。

 

 それは、『ゆるキャラグランプリ実行委員会』も認めています。

 

 私は、『ゆるキャラグランプリ』はキャラクターを応援したい人間が思う存分応援することがグランプリの醍醐味であると認識しています。

 

 今回、四日市市役所は一定数のアドレスIDを生成しました。

 

 それは、投票したいけどアドレスをお持ちでない方や複数票投票したいけどメールアドレスをそれ程お持ちでない方に『こにゅうどうくん』を応援してもらう為です。

 

 四日市市役所は、『こにゅうどうくん』を応援したいという方の機会を担保することに努めました。

 

 つまり、市民の皆さんのリクエストに応じてお渡ししていたので、強制して配ったことはありません。

 

 また、四日市市役所においても『こにゅうどうくん』への投票を職員に強要した事は一切ありません。

 

 職員においても、職員の枠を超えて一人の四日市市を愛する人間としてそれぞれの判断で『こにゅうどうくん』への投票を行っていました。

 

 その自主的な投票が今回組織票と報道されていることに違和感を覚えます。

 

 現在の報道によると、市役所職員が投票した事を組織票と表現していますが、職員も四日市市を愛する一人です。

 

 自らのこにゅうどうくん、四日市市を応援したい盛り上げたいという気持ちでの投票まで制限されるのでしょうか。

 

 四日市市、そしてこにゅどうくんを応援する気持ちは立場に関わらず同じものです。

 

 ですから、私は100万票の中に組織票は一票も入っていないと認識しています。

 

 最後に、101日間『こにゅうどうくん』を応援し続けて頂いた皆様に深く感謝を申し上げます。