おとゝいまで、今月2回目且つことし4回目のとうきょう出張をしてきました。
※今回は現地1泊2日で、前回の訪問は5日の記事へ。
雨上がりの赤レンガ駅舎
おとゝいは午前中が荒天で移動に若干の制約がありましたが、
↑こちらを撮Aした15時頃には多少晴れ間も見えました。
こくりつ博物館(TNM)・平成館
「見返り美人」をさがせ!
まんず、現在きょうとのこくりつ博物館では円山応挙・伊藤若冲・与謝蕪村
と並ぶ江戸時代の画家・池大雅(いけの・たいが)展が酣で(~来月20日)、
あさってのいぬHK・Eテレの「日曜美術館」で同展が取り上げられ〼が、
トーハクでは世界最古且つ高級な美術誌である「國華」創刊130周年記念の
「名作誕生」展(繋がる日本美術・~来月27日)と、東西のこくりつ博物館で
日本美術の展覧会がそれぞれ行われてい〼。
いけのたいがー?(参考画像)
△左側はきょう博のキャラクター・トラりん(7日撮A)。
なお、表慶館で開催している「アラビアの道」展(サウジアラビア王国の
至宝)ですが、先月18日までの予定を来月13日まで延長してい〼ので、
まだ行かれてナイ方が居られましたら、お早めにご来場下さい。
都美術館
同展の最後にあるジャングル?
次に、露西亜の「プーシキン美術館」展(旅する仏蘭西風景画・~7月8日)、
☆7月21日からこくりつ国際美術館(NMAO・なかのしま)で開催予定
(~10月14日・NMAO開館40周年記念事業)。
こくりつ近代美術館(MomaT)
生誕150周年記念の「横山大観」展(~5月27日)、☆6月8日から
きょうとのこくりつ近代美術館(MomaK)で開催予定(~7月22日)。
同展の特徴としてMomaTコレクションの1つで全長40mもある「生々流転」が
第2会場でそのまゝ展示しており〼(きょうと展では巻き替えて展示)。
同展の最後にあるモノ?
きょうと側の同展の次が「東山魁夷」展(8月29日~10月8日)で、たゞいま
両展を楽しむ為の企画券「巨匠チケット」を枚数限定で発売中ですので、
詳細はにっけい新聞イベントガイドから両展の公式サイトでご確認願い〼。
下記展の入り口
森美術館(MAM)でおとゝいから始まった六本木ひるず・MAM開館15周年
記念且つ「メタボリズムの未来都市」展以来7年ぶり・4回目の建築展で
ある「建築の日本:その遺伝子の齎すもの」展(~9月17日)を初日に、
◎本展覧会も一部の作品に於いて、非営利目的の場合に限り撮Aが可能
ですので少しご紹介し〼(以下、★印の画像は「CC BY-NC-ND2.1」)。
★北川原温「木組インフィニティ」
△3年前のミラノ万博・日本館の入り口の基で、一番最初にあり〼。
本展覧会は会期末に近い9月10~14日に都内で行われる亜細亜の
建築家が一堂に会す「MICE」行事である「アルカジア2018」(亜細亜建築家
評議会・公益財団法人日本建築家協会共催)とも連携して開催してい〼。
NACTに並ぶ両展のあんない
同じ「あとろ」の次男坊であるこくりつ新美術館(NACT)で11日から始まった
いまの時期に良く合う「鯉幟なう!」展(~来月28日・入場無料〈2階〉)、
展示風景。
なお、上述の「東山魁夷」展のとうきょう展はここ・NACTの2階で10月24日
からです(~12月3日・1階では「ピエール・ボナール」展〈9月26日~
12月17日・近代仏蘭西絵画に於けるナビ派の1人〉を開催予定で、
両展を楽しむ為の企画チケットは7月4日から期間限定で発売)。
□MomaKとNACTでの巡回開催はこゝ数年では稀な組合わせです。
ギンザの資生堂ギャラリーの蓮沼執太さんの「~ing」展(~6月3日)と、
表参道・GYRE3階の落合陽一さん(=信彦さんの息子で、近著「日本再興
戦略」が先週・先々週の「武田鉄矢・けさの三枚おろし」で取り上げられた
方)の「山紫水明∽事々無碍∽計算機自然」展(~同月28日)、
前者展の展示風景
「Morpho Scenery」(後者展)
後は行きたくても行けなかったトコロとして、TOBICHIの「ブイヨンからの
お礼」展がきょうから始まる別の展覧会を開催する為に22日で打ち切った
コトでしょうか?(「きょう・TOBICHI」ではあしたまで開催。)
前回訪問時の記事の冒頭でも申し上げましたが、ことしは明治150年で、
上述の「横山大観」展と「建築の日本」展がその連携行事の一つとして
開催されており〼ので、他の地域での行事等詳しくは首相官邸・明治
150年関連施策推進室の特設サイトでご確認下さい。
今回は「美博連携」について申し上げ〼と、独立行政法人こくりつ文化財
機構及び同美術館が運営する各館と連携しているトコロでは今回訪問の
トーハクや都美などで「あいうえの」とソレを拡大したうえの文化の杜を、
上述の「あとろ」とは「六本木アート・トライアングル」の略称でMAM・NACT・
SMAの主要3館と近隣のギャラリーが連携してアートナイト(ことしは来月27・
28日に開催)やポータルサイト「六本木みらい会議」の運用等を通じて、
都の文系「MICE」政策ともしっかり合致する様お互いに切磋琢磨をし、
きょうとでもきょう博・MomaK・ぶんぱく・市美(本館改修工事中)の国公立
4館で「みゅーじあむず・4」を構成して3年前に尾形光琳(琳派)400年の
企画展を各館で開催したり、上から4つ目にあるきょう博のキャラクター・
トラりん(=虎形琳ノ丞さん)が他館へお伺いしたりしてい〼。
今回の出張の戦利品
左下の絵はがきは前回訪問時に行って来た「プラド美術館」展に展示中の
「王太子バルタサール・カルロス騎馬像」から生まれた瀧口希望さん作の
カルロスくんで、反対に「プーシキン美術館」展では「草上の昼食」から
右下で佇むおじさんがそれぞれのキャラクターとして各展の公式Twitterの
アイコンとしても使われてい〼。
お終いに、前回訪問時の記事で質問の様なクイズを出しましたが、
正解は↓こちらです。
めんたま放送(JOLF)
本当の答えはそのめんたま放送の予備送信所で、アダチ区東六月町
(ひがしろくがつ町・東部すかいツリー線竹ノ塚駅から1.6km南東)にあり、
年に1回・出力1kWで送信確認の為の試験電波を発射してい〼。
◇普段はきさらづ市からAM100kW・むさしタワーからFM7kWで発射。
(C)昨年からの新しいめいちゃん。
△五月祭(本郷学祭)の情報はこちらをクリック。
次回の訪問は通算で13回目の「まんパク」やとー大「MICE」の一つである
第91回・五月祭等へ視察の予定ですが、あしたは毎年恒例の「ラ・フォル・
ジュルネ(熱狂の日)音楽祭」について申し上げ〼。(Vol.679)