『亥年は大地震・火山噴火など大災害が多い』という傾向があるらしく、日本で過去に起きたM7.6以上の大地震が発生した年の干支を調べた方がおります。すると、本当にそうなんですよ。ショボーン

 

子(2回)、丑(3回)、寅(4回)、卯(5回)、辰(4回)、巳(2回)、午(3回)、未(3回)、申(4回)、酉(2回)、戌(1回)、亥(6回)です。

 

(参考)

【災害】丁酉(ひのととり)の年には大地震・火山噴火など天災・大災害が起きやすい?(2017/01/01 百瀬直也さん)

 

≪江戸時代≫

◎1611年(慶長16年)

9月27日、会津地震(M6.9)、12月2日、慶長三陸地震(M8.1)

 

 

◎1671年(寛文11年)

2月27日、紀伊水道沖で地震(M7.3)

 

◎1683年(天和3年)

6月17日~10月20日、日光付近で群発地震

 

 

◎1707年(宝永4年)

10月28日、宝永大地震(M8.4~M8.6)

※49日後に富士山の宝永大噴火

 

◎1779年(安永8年)

11月7日、桜島大噴火

 

≪明治~平成≫

◎1899年(明治32年)3月7日、紀伊大和地震(M7.0)

 

◎1911年(明治44年)6月15日、喜界島地震(M8.0)

 

◎1923年(大正12年)9月1日関東大震災(M7.9)

 

断層と平成関東大震災(2013/1/30 天下泰平さん)

 

◎1935年(昭和10年)7月11日、静岡地震(M6.4)

 

◎1959年(昭和34年)9月26日、伊勢湾台風

 

◎1983年(昭和58年)5月26日、日本海中部地震(M7.7)

 

◎1995年(平成7年)1月17日阪神淡路大震災(M7.3)

 

◎2007年(平成19年)3月25日、能登半島地震(M6.9)

同年7月16日、新潟県中部地震(M6.8)

 

(参考) 地震の年表(Wikipedia)

 

510、515のサインを見逃すな?(2017/5/11)より

宝永

富士山の宝永大噴火はご存知でしょうか。宝永4年11月23日(1707年12月16日)に噴火しています。その49日前に宝永地震が起きています。宝永4年10月4日(1707年10月28日)です。畿内、東海道、南海道の地域は激しく揺れたと言われています。

干支


宝永地震は亥の大変(いのたいへん)とも呼ばれ、宝永大噴火は亥の砂降り(いのすなふり)と呼ばれています。「亥年」なんですね。十二支では一番最後でもあり、2019年が亥年にあたります。(引用終了)

 

平成23年に東日本大震災、平成28年に熊本地震、「2018年・平成最後の夏」には、大阪府北部地震、西日本豪雨、台風21号被害、北海道胆振東部地震が起きましたが、関東地方だけ不気味な静けさです。

 

今年も残すところ後3ヵ月ですが、亥年である来年はさすがにマズイような気がします。といいますのは、数年前から茨城・千葉県で中程度の地震が頻発していますが、関東大震災(大正12年)の前々年から同じような傾向があったからです。

 

地震の年表(Wikipedia)より

◎1921年(大正10年)

12月8日龍ヶ崎地震(M7.0、千葉県・茨城県県境付近で発生)
 

◎1922年(大正11年)

・4月26日浦賀水道地震(M 6.8)

・12月8日島原地震(M6.9/M6.5)、長崎県橘湾で地震
 

◎1923年(大正12年)

・6月2日茨城県沖で地震(M7.1)、千葉県銚子市で最大震度 4。
・7月13日九州地方南東沖で地震(M7.3・深さ44km)、宮崎県宮崎市と鹿児島県鹿児島市で最大震度 4。

・9月1日関東大震災発生

 

長崎県橘湾で震度3が2回(2017/4/19)より

橘湾01

 

関東大震災の前年に起きた島原地震の震源地については諸説あるのですが、数年前から「橘湾」で小さな地震が起きているのですよ。一見すると海底が震源地なので関係ないように見えますが、中央構造線と関係あるんじゃないかなぁ~?

 

 

地球全体から見ますと、九州も北海道も同じ町内会みたいなもんでして、関東は2軒お隣のご近所さんのようなものです。熊本地震が起きたのは平成28年でした。諺にある「江戸の敵を長崎で討つ」の逆バージョンが繰り返されないとは言えません。ではでは~お願い