「まだ痛いんですけど…」と言われたらどうしてますか? | セラピストスキルアップ実践会 宮森のブログ

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セラピストスキルアップ実践会<TS実践会>認定講師の宮森大地です。実践会で得られたものや、日々の臨床で培ってきたものをお伝えできたらと思います。動画も毎日ではないですが配信しています。よろしくお願いいたします。

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

今日から3日間大阪です。
連日予想最低気温が28℃だそうで…
セミナーを終えたら寄り道せずにホテルに直帰します。

融けてスライムにならないように気を付けます(何を言ってるのかわからないのは暑さのせいです)

 

さて、本日は「まだ痛いんですけど…」と言われたら、というお話。


(なんとも丁度いい画像を見つけました…)

治療家である以上は、患者さんの訴え・悩みを解決するのが仕事です。
タイトルは痛みを例にしましたが、コリでも痺れでも冷えでもなんでも良いです。
「まだ○○なんですけど…」と治療家ならば言われた経験はあると思います。

このときにどんな対応をするかでその後の関係性はかなり変わるように思います。
私たちセラピストスキルアップ実践会では
・症状にフォーカスしない
・動きやすさなどを比較する
・さっきと比べてどうかを聞く

と言ったことをお伝えしています。
また、事前にしっかりと説明をすることも大事だとも代表の中村光太郎やほかの講師も伝えてきました。

しかし、それでも臨床でうまくいかない方も多いことでしょう。
しっかり説明したのに「先生、まだ痛いんですけど…」と言われた。
その場では取り繕っても納得してくれなかった、リピートが取れなかった、キャンセルの電話がきた…そんなことはないでしょうか?

そりゃあそうでしょう。
だって、99%の患者さんはその場で問題を解決してほしいのですから。
(時には字を大きくしてみます)

 

いくら事前に説明を受けて、一度納得しても期待値を越えなければ「まだ痛いんです…」と言いたくなります。
私も今、ハムストリングスを痛めていて、これはすぐに良くならないものだとわかっていても治療を受けたら「もうちょいなんとかなりませんか…」と言うと思います(すんごい面倒な患者です)。

こんな時、私はこんな風に答えるようにしています。
「そうですか、まだ痛いんですね。
もっと良くしたいというお気持ちは分かりますし、僕も良くなってほしいです。
ただ、申し訳ありませんが、僕が今日できることはここまでです。

今日やったことは~~で、それは効果があるようでした。
そう考えると、○○さんには××などをしていただくとより良くなるということが考えられます。
その上で、またお体を診させていただいて、他にも問題があったらより良くする方法を考えますし、違う治療を提供していきます。

僕は今、こんな風に考えていて、○○さんに健康な体を手に入れて目標を達成してほしいと思ってます。
今日はここまでですが、これからも一緒に頑張っていただけますか?」


これはあくまで例ですが、この受け答えは今のところ効果があるようです。

おそらく多くの治療家さんは「まだ痛い」という言葉を聞くと「もっと良くしてよ」「もう少しやってよ」と言っているように聞こえるのではないでしょうか?
まぁそれもあるのですが、実際はそれだけでなくてただの現状報告であったり、自分の体の状態をしっかり伝えなければ!という想いの表れだったりします。
なので、実は焦る必要もないのです。

・しっかりと現状を伝える
・より良くしていくための提案をする
・二人三脚であるという想いを伝える

この3つを伝えると、だいたいの方には私は伝わると思います。

焦りは患者さんに伝わります。
同時に、真摯な想いも患者さんに伝わります。
ぜひ、焦らず、自分の想いや考えを患者さんに伝えてみてください。


本日もブログを読んでいただき、本当にありがとうござました。
それでは、また明日。


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