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(参考画像 NewYork Times掲載)
災害が続き、多くの人が避難所生活を余儀なくされている。避難の必要性に対する意識も徐々に変わり、避難の呼びかけのタイミング、早め早めの避難を心がけ行動できるようになってきてもいるのを感じられます。
ペットと暮らす人たちは…
環境省や自治体からも災害時にペットと一緒に避難する『同行避難』を勧めていて、犬や猫などのペットを連れた避難も浸透しつつあると感じるとこにあるのだけれど、その一方で、毎回SNSには同行避難した人たちからの『同伴避難』を求める声は絶えない・・・
同伴避難ができないことには、結果的に避難所の生活において車中生活や屋外での避難生活を続ける人たちなども多く、健康被害や心身の状態にも無理が出てきてしまう。
そうしたこともあり、一先ず置き去りとしてしまうペットや迷子(所有者不明のペットが収容される)となるペットの問題や避難自体を躊躇される方々もまだまだ少なくない。
同行・同伴避難と飼い主の「責任」
もう少し何とかならないものなのだろうか。と、以前までは国や自治体に対して不満げな思いばかりを考えたりもしました。
私の言い分は『ペットも家族、終生飼育を誓うペットも一緒に避難して、飼い主の自分が責任を持ってお世話して守りたい。』、それだけの思いなの。
災害時の判断は一事が万事。被害者とならないように避難する必要、避難させる必要性はペットも同じ。
ペットにとっても普段の留守番なんかではなく命に関わることだから、一生の別れとなるかもしれないことだから、災害時こそ置き去りではなく、共に支え合って過ごしたい、そう願うだけなんです。
家族同然のペットの存在は重要
ペットを飼う家族の人たちには、人もペットも互いの存在は生きる上で必要な存在であり、時に励みとなり、心の支えにもなるものです。
けど、同行避難は定められていても同伴避難の判断は自治体まかせなところがあり、求める側の私たちから考えれば、もどかしいものです。が、うまくいかないのにも理由である別の配慮があるはずなのです。
自分の立場だけの思い求めるばかりでは、きっと平行線だと思うんです。
どうしたら私たちにとっての当たり前に思い望むことが叶えられるのでしょう。なぜ今、それができない「壁」があるのでしょうか。
いろんなブログや記事も読みました。どうしてもペットと暮らす側からの思いや考えてしまうことも多く、ペットを飼っていない方や苦手な方々のことまでを考えられているとは私自身が自信をもって言えなかったからです。
ペット防災について考える…
動物たちと暮らす私たちが災害時にペットと共に避難する際に必要なこと、そのための日頃からの意識。
家族だ!物じゃない!などと叫び、同伴避難を希望する前に、私たちは私たちが良い飼い主だろうか。ここは大切なんですよね。
飼い主として、災害時に速やかにペットとの避難ができるような準備をしておくこともだけど、もっと事前にもっと日常的な部分から、ペットの動物についての知識や躾などの備えについても見直し改善しなきゃならないことも忘れてはいけないことだとも思います。
同伴避難を求める以上
狂犬病予防接種などのワクチン、衛生面でも手入れが行き届いているかなどの配慮、同伴避難ができる状態のペットであることも大切な条件となる意識を持たなきゃならないと、私は思っています。
同伴避難の重要性について自治体が可能としたとしても、動物と暮らす人たちと、そうではない人たちとが隔たりなく「共生」できる地域社会を作る事の重要性はどうでしょうか。
これは自治体や周りに望むのではなく、私たちがそうできるように努力すべきことなのだと思います。
以前の記事に書いたけれど、動物と暮らしていない人たちに配慮し、動物達と暮らす「責任」をきちんと認識する事。そうする事が犬や猫たちを地域コミュニティの一員にする事、災害時の同行避難を成功させ、同伴避難を可能にさせる唯一の道なのではないでしょうか。
岡山県総社市 片岡聡一市長
産経WESTの記事を読みました。
多くのひとに広く知っていただけるように記事にしていただけて大変ありがたく思いましたので、ここでも晴らせていただきます。
片岡聡一市長には、何より先頭に立って声を上げてくださって、いつも関心しきり。実際に、市民の方々ペットたちの様子、避難所生活に寄り添ってこられたから、見て感じ考え、そして強い声となったのだろうと個人的に感じたところでした。
- 同伴避難所の設定
- 避難所の住み分け
- ペット専用の避難所の設定
など…… 各自治体で予めここまでの避難指示の用意があれば、躊躇することもなく、取り残されるペットの問題もなくなり、避難がスムーズに行われるのではないでしょうか。
せっかくの同行避難の推奨が宙ぶらりんのような状態の今、明確な条件を示し満たしてほしいです。
同行・同伴避難「飼い主のすべきこと」
先ほども書いたように、同伴避難を求めるには「可能」にできるだけのことも私たち飼い主も満たさなければならないはずです。
日頃の迷子のペットの投稿にも、こうした問題が現れているように思います。
豪雨や大地震・・・
災害は突然やってきます。
もしものとき
大切なペットのことを考えていますか?
過去の災害でもペットが置き去りにされたり、飼い主と離ればなれになってしまったりして、悲しい結果となったケースがたくさんありました。
災害が起きたとき、愛するペットの命を守ることができるのは、飼い主しかいません。
普段の飼育方法、生活のなかから防災対策を見直して改善していきましょう。
- ペットがいる場所、飼育環境が安全か確認しましょう。飼育場所の周囲に壊れたり倒壊するおそれのあるものは?
- 脱走防止対策は万全でしょうか?
- 首輪やハーネスやリードなどの劣化などによる破損はないですか?
- 災害時にペットと離ればなれにならないよう、万が一離れてしまっても飼い主の元に戻れるよう、犬の登録鑑札と狂犬病注射済札の装着、迷子札やマイクロチップなどで所有者を明らかにしましょう。
避難所での生活において、ストレスやトラブルを少なくするためには、ケージやキャリーバッグに慣らしたり、コミニュケーションを通して無闇に吠えないなどの「普段からのしつけ」、何よりペットである動物に対する知識や対処法も大切です。
また、不必要な繁殖を防止するため、不妊去勢手術の措置。避難所や動物救護施設における感染症のまん延防止などのため、日頃からペットの健康・衛生状態の管理をして、きちんと把握するようにしましょう。
災害時、ペットと一緒に避難所での避難生活に日頃から備えるようにしましょう。
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Lovely days CHIKA'S MIND TRIP
愛犬、愛猫、家族とペットとの当たり前の暮らしを取り戻したいと願う人たち。
互いにとって唯一の存在であり、どんな時も、こんな時ほど、支えである存在であっても、当たり前の生活を取り戻すことの難しさを改めて感じました。
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