今月も、引いたおみくじに記(しる)された行くべき道を真摯に受け入れたいと思います。
2月は節分、旧正月と続くので「一日参り」の参拝者が少ないような気もします。
「何事もない日常」と「この先の成功」の願いを込めて足を踏み入れ、「神拝詞(となえことば・しんぱいし)」に願いを託します。
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祓え給い
清め給え
神ながら
守り給い
幸え給え
はらえたまい
きよめたまえ
かむながら
まもりたまい
さきわえたまえ
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参拝した神社:東京大神宮(東京・飯田橋)
番号:第二番(第2番)
運勢:大吉
今回もおみくじに書かれている言葉に感動しました。
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ひそみ居し
ふちの
龍らも
時を得て
雲井に登る
かげの
めでたさ
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この言葉の意味を理解するための解釈ポイントです。
「ひそみ居し」=人目につかないように隠れ潜んでいる。
「ふち」=物の端、物陰。水を深くたたえている所。
「時を得て」=よい時機にめぐりあって栄える。
時機をうまくとらえて利用する。
「雲井」= 雲のある場所。大空。はるか遠いところ。
この言葉の意味はこんな感じでしょうか。
人目につかないように物陰に隠れ潜んでいた龍たちも
その時が来たら、大空に登っていく。
そのさまが影に映り、なんてめでたいことだろう。
この言葉を、このおみくじでは、具体的にこんなふうに解釈して、自分の人生をしっかり生きていきなさいと教えてくれています。
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何事も末の見込みがある
改めかえてよい運です
意志強く驕り高ぶる事なく信心すれば
龍が風や雲を得て天に昇るように出世します
辛棒が第一です
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この言葉の意味はこんな感じでしょうか。
すべてのことにおいて、「末」、終わりに見込みがある。
つまり、終わり良ければすべて良し。
今までの自分を振り返り、改めるべき点をしっかり反省して改めていけば、いい運になります。
しっかりとした意思を持って驕り高ぶることなく、日々精進し祈り上げれば、
龍が好機を得て、天に昇るように出世します。
何よりも辛抱することが第一です。
願望 改めかえてすれば 望事叶い喜び多し
待人 来る たよりあり
失物 出る 高いところ
旅行 遠方に行き利益有
商売 見込確なれば儲有
学問 安心して勉学せよ
相場 手離せば不利
争事 思いのまゝに勝つ
恋愛 一線を越えるな
転居 よい 早くしなさい
出産 吉 さわりなし
病気 なおる 信心が第一
縁談 初めの縁は調い難し後の方早く叶う
「願望」が「改めかえてすれば」となっています。
つまり、ここでしっかりと今までの自分を振り返り、改めるべき点を改めていけば、望みごとが叶い、喜びの多い人生になると。
気を引き締め直し、起こることはすべて、神様が望んだこと。
そう信じて、駒を前に進めます。
一日参りは「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」ができます。
この行為がここからひと月のスイッチになります。
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