結果責任と遂行責任 | 「売れる仕組みづくり」を伝えるコンサルタントのブログ

「売れる仕組みづくり」を伝えるコンサルタントのブログ

「売るだけの経営者」から「売れる仕組みを創り出す経営者」へパワーアップしたい経営者を応援するブログ

多くの中小企業経営者の方は、自律的な行動をする

従業員を育てたいと考えていると思いますが、それは

なかなか難しいようです。しかし、そのような従業員の

方が育たない原因が決して不明であるというわけでは

ないと私は考えています。そのひとつとして、遂行

責任について挙げたいと思います。


遂行責任に関しては理解は容易であると思います。

決められたことを遂行する責任です。ところが、中小

企業では、従業員の方が遂行すべきことを明確にして

いないことが多いようです。むしろ、「●月●日までに、

●●を●●販売しろ」というような、結果責任だけは

明確にしていることは多いようです。


このような結果責任を明確にすることは問題はない

のですが、その一方で、その求められる結果は達成

できるものであるということも明確にされなければ

なりません。これを言いかえれば、その結果責任を

課すことが妥当である説明責任も果たされなければ

ならないということです。そして、この説明をする中で、

その結果責任を負わされる部下がどのような行動を

とらなければならないかという遂行責任も明確になり

ます。


例えば、「部下Aの担当エリアには、見込み客が

1,000人いる。そして、アプローチに対する成約

率は20%である。したがって、200人の人から

契約を取る結果責任がある」と伝えることが必要だ

ということです。こうすることで、部下Aは、担当

エリアで1,000人の見込み客と接触するという

遂行責任も負うことになります。


実際にはこのような単純な指示をすることは少ないと

思いますが、単に「200件の契約をとれ」とだけ

指示されると、部下は成り行きでしか行動しません。

しかし、結果責任に結びついた遂行責任も明確に

なると、それに基づいた自律的な行動をするように

なるでしょう。


創業補助金

事業計画

ビジネス書作家

セミナー講師


私の著書が好評発売中です!お求めはこちらから→【Amazon】

棚卸資産の実務 小さな会社の経営に活かす会計 図解でわかるリースの実務いちばん最初に読む本

小さな会社の経営戦略いちばん最初に読む本 図解でわかる在庫管理いちばん最初に読む本


経営者の方に役立つ情報を毎週音声にて配信中!
【数字に強い社長になるポッドキャスト】


「組織で差をつける経営を伝えるコンサルタント」六角明雄のWebPage
【中小企業診断士六角明雄事務所】



中小企業診断士六角明雄事務所のFaceBookPage
「組織の力で差をつける経営」を伝えるコンサルタントのブログ-中小企業診断士六角明雄事務所



メールマガジンを配信中です!
「融資対策・財務体質改善ネット」会員メールマガジン

ブログをご覧いただきありがとうございます。
ぺた いつもありがとうございます!

ブログの読者登録を歓迎いたします。
読者登録 お待ちしています!


にほんブ村 経営ブログ コンサルタントへ
にほんブログ村