「おニャン子クラブ」「AKB48』などを生み出した稀代のヒットメーカーとなれば、証券市場をも動かす。 

 

 今年の6月18日、「Jトラスト」(東証2部上場)傘下の「キーホルダー」(ジャスダック上場)なる会社が、40億円の第三者割当増資を行い、そのうち8割を秋元康が引き受けて、なおかつ特別顧問に就任することを発表した。

 

 秋元が経営に参加するとあって、その発表があった途端、「キーホルダー」の株価がストップ高となったのは当然と言えば当然のこと。

 これまでにも、「秋元銘柄」と呼ばれた「ブランジスタ」、「イグニス」などは軒並み急騰を演じてきた。

 

 ところが、「キーホルダー」の株価急騰の裏で、疑惑が取り沙汰されている。

 

 親会社である「Jトラスト」の藤澤信義社長がオーナーを務める「オリーブスパ」の元役員らが、「秋元康が資本参加する」とのインサイダー情報を周囲に漏らしていた疑いが持たれているのだ。

 

 誰が濡れ手で粟の大儲けをしたのか、「証券市場の番人」である証券取引等監視委員会も関心を寄せているという。

 

 ともあれ、藤澤社長と秋元は今後、ビジネスパートナーとしてタッグを組むことになった。

 

 

 その一方、相武紗季の姉で元タカラ ジェンヌの「音花ゆり」が今年2月、自らのインスタグラムで入籍したこと、それとともに芸能活動の休止を明らかにした。

 

 ちなみに、妹の相武は2年前に結婚し、すでに子どもももうけている。

 ただ、結婚当初、祝福の声ばかりではなく、結婚相手の父親の問題にスポットライトが当てられた。

 実は、結婚相手の父親は、九州では泣く子も黙る指定暴力団「二代目道仁会」の副会長だったのだ。20年前に内部抗争の末に射殺され、いまはこの世にいないとはいえ、相武は結婚相手にその事実を伝えられていなかった。そのため、一時、不信感を募らせたと言われている。

 

 

 そして、この度、妹に続いて結婚した音花だが、そのお相手が誰あろう、Jトラストの藤澤社長なのだ。

 しかも、芸能関係者、あるいは証券関係者の間でも、2人を引き合わせたのは秋元だともっぱらの評判になっている。

 秋元は藤澤社長のビジネスパートナーだけでなく、キューピッドの役割も務めたということなのだ。

 

 しかしながら、オメデタイ話だけで終わらないかもしれない。

 

 現在、「キーホルダー」のインサイダー疑惑を調査中の「証券等取引監視委員会」の出方によっては、姉妹揃って、夫に不信感を募らせることになるからだ。

 

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